「わたしが妊娠中に旦那が浮気?!」
ちょっと待ってください!離婚を決めるのはまだ早いです。
離婚すれば子供を一人で育てていくことになり、子供のお金の問題や両親がいないことによる子供への影響、仕事面などさまざまな不安が生じてしまいます。旦那の浮気を許すべきなのか、離婚して本当に大丈夫なのか、とても心配になっていることかと思います。
そこで、この記事では妊娠中の旦那の浮気を許すべきなのか、離婚するとしたらどんな点についてしっかりと考えておくべきか紹介します。また、離婚後の金銭的な問題を解決するために慰謝料を請求するときのポイントにも言及しています。
それでは具体例を交えながら解説しましょう。
子供の成長への影響を考えたら許すべき
両親が離婚することで子供の成長に影響を与えてしまうため、それを考えると浮気は許すべきでしょう。その理由について解説します。
離婚後の子供は不安や孤独、寂しさを感じる
これまで離婚した後の子供の精神状態について、さまざまな研究が実施されています。それによると、離婚後の子供は不安や孤独、寂しさを強く感じることがわかっていて、これは今後の成長に大きな影響を与えてしまうでしょう。大部分の子供は父親と母親のいる環境で育ち、それが当たり前とされています。そんななかで、シングルマザーに育てられる子供は、どうしても周りと比較して自分の環境にマイナスのイメージを抱いてしまうものです。父親を頼ることができず不安な気持ちになる子供もいます。親が二人揃っていないことによる寂しさも感じやすいのです。
母子家庭だと子供の人間関係に問題が生じる
母子家庭の子供は友達との関係において苦労することが多いです。たとえば、周りから過剰に気を使われることがあります。あるいは、父親がいないことをからかわる可能性もあるでしょう。父親が家にいないことで、馬鹿にされたり、いじめられたりするケースもあるのです。父親がいないことが周りと良好な人間関係を築くための障害になることがあります。
子供が結婚にマイナスイメージを抱く
父親のいない家庭で育つ子供は、どうしても家庭に対してマイナスの印象を持ってしまいます。両親と仲良く暮らすという経験をしていないため、自分が将来幸せな家庭を築けるという自信を持てなくなるのです。結婚生活というのはつらいものだと考えてしまい、結婚願望のようなものが抱きにくくなります。
家族の話ができず嘘をつく子供もいる
両親が離婚して母親と暮らしていることを恥ずかしいと感じる子供がいます。両親がいる環境で育っている子供が大部分だからです。そのため、友達に対して自分はシングルマザーに育てられているとなかなか打ち明けられない子供もいるでしょう。なかには、自分は両親と一緒に暮らしていると嘘をつく子供もいます。これでは、子供の精神的な成長に大きな影響を与えてしまうでしょう。
どうしても復縁を考えられないなら、心に留めておくべきこと
いくら子供のためには離婚するべきでないといっても、どうしても旦那の浮気を許せず復縁は考えられないという人がいるかもしれません。その場合は、シングルマザーとしてこれから生きていくことになります。その際に考えておくべきポイントを教えましょう。
自分一人で生計を立てる必要がある
シングルマザーになるということは、自分一人で成形を立てるということです。旦那の収入を頼ることができないため、自分でお金を稼いで子供を養っていく必要があります。
たとえば、もともと正社員で高収入を得ている場合は、それほど心配がありません。育児休暇を取得して、その間もある程度給料をもらいながら生活している人は多いです。
しかし、なかには妊娠して子育てに専念するために会社を辞めたという人もいます。あるいは、これまでパートやアルバイトしかしたことがないという女性も多いでしょう。この場合は、これから生活していくための収入を確保するのが難しくなります。
どのような仕事をしてお金を稼ぎ子供を養っていくのか、きちんと計画を立てることが大切です。
子育てにはさまざまなお金がかかる
子供を育てるにはいろいろな費用がかかります。
たとえば、衣類にはかなりのお金がかかるでしょう。特に小さい間はすぐに体が大きくなるため、せっかく買った洋服がすぐに着られなくなり、新しいものを買わなければいけなくなります。ベビーカーやベビーベッドなども必要です。
小さい子供は頻繁に病院に通わせる必要があり、医療費も馬鹿になりません。成長して学校に通うようになれば、授業料や給食費、教材費などでお金がかかります。
このように子育てにはさまざまな費用がかかり、子供が成人するまでにトータルすると3,000万円以上のお金がかかるとされているのです。こういった費用を自分で稼ぐ必要があることを頭に入れておきましょう。
子供が小さいうちは働くことが難しい
子供が産まれてからすぐに働くというわけにはいきません。子供の面倒を見る必要があるからです。
また、親としても小さい子供を預けて働きに出ることに抵抗を感じる人もいるでしょう。地域によっては、子供を預ける場所を見つけることが困難であり、働きに出られないというケースもあります。
そのため、子供が小さいときの生活費をどうやって捻出するのか考える必要があります。
自分一人で子育てをしなければいけない
もちろん、シングルマザーになっても再婚すれば夫婦で子育てすることは可能です。しかし、すぐに再婚相手を見つけることはなかなか難しいです。
また、もう結婚はこりごりだと考えて、シングルマザーで子育てをしていこうという人は多いでしょう。この場合は子供が成人するまで自分一人で子供を育てていく必要があります。これはとても大変なことであり、大きな責任を背負うことになるため、プレッシャーを感じやすいです。
誰かに甘えるわけにもいかず、孤独感に苛まれて苦しんでしまう人も多いです。離婚して一人で子育てをしていくには、強い覚悟が求められます。
慰謝料によって離婚後のお金の問題を解決
離婚後の大きな不安は子供を育てるためのお金に関することについてでしょう。これは慰謝料や養育費を別れる旦那に請求することで解決できます。それでは、離婚後のお金の問題の解決方法について、詳しく解説しましょう。
浮気した旦那から慰謝料を請求できる
旦那が浮気した場合は、不貞行為に該当するため、慰謝料を請求することができます。旦那の浮気によってあなたが精神的なダメージを受けてしまったことへの慰謝料を求めることができるのです。
慰謝料が請求できる基準は、旦那が浮気相手と肉体関係がある場合です。また、それに類する行為があったり、肉体関係がなくても交流が頻繁だったりするケースでは、慰謝料が認められることがあります。
妊娠中の浮気は慰謝料が高額になりやすい
浮気の慰謝料の金額には明確な基準が存在しません。それぞれの状況を詳しくチェックして、ケースバイケースで決まるものです。
基本的には浮気の内容が悪質なケースほど慰謝料は高くなります。妻が妊娠をして精神的に不安定な状態のときに旦那が浮気をするのは、とても悪質といえるため、慰謝料は高額になりやすいです。
また、浮気が原因で離婚することになった場合も、慰謝料は高くなります。
慰謝料の相場について
一般的には浮気によって離婚に至った場合の慰謝料の相場は200~300万円程度とされています。ただし、これは裁判をした場合のことです。
慰謝料はお互いが同意すればどのような金額でも問題ありません。相手の提示した慰謝料に納得できない場合は、裁判をすることになります。
裁判では過去の判例に基づいて慰謝料の金額を決めるため、基本的には相場から大きく外れた金額になりにくいです。
養育費を請求できる
子供がいる状態で離婚する場合には、親権をどちらが持つのか決める必要があります。そして、子供の親権を持つ親は相手に対して子供を育てるための養育費を請求することが可能です。
一般的な養育費の相場は月額2~6万円程度とされています。養育費は夫婦の年収が基準の1つとされます。それぞれの家庭の事情によって養育費は異なるのです。
高額な慰謝料請求のために探偵に浮気調査を頼もう
離婚後の生活を安定させたいならば、できるだけ高額な慰謝料請求することが鍵となります。そのためには探偵に浮気調査を頼むことをおすすめします。詳しいことについて解説しましょう。
慰謝料請求には証拠が必要
浮気の慰謝料を請求するためには証拠を用意しなければいけません。裁判では客観的な証拠を求められるため、きちんと準備しないと慰謝料の請求が認められないことがあるのです。
たとえば、通話履歴や普通の内容のメールだけでは浮気の明確な証拠とはいえません。浮気は肉体関係があることが条件のため、確かに旦那が浮気相手と性行為をしたと認められる証拠が必要です。
ラブホテルを出入りした写真や動画は証拠能力が高いといえます。性行為をしている様子がわかる写真や動画も確固たる証拠となります。ラブホテルの領収書なども証拠になるでしょう。
自分で証拠を集めるのは難しい
旦那が浮気した確固たる証拠を集めるのは個人ではなかなか難しいです。たとえば、旦那を尾行しようとしても、素人ではすぐに感づかれる可能性があります。四六時中、旦那を見張っているわけにもいかず、旦那のほうでも証拠を残さないように気をつけるため、浮気の証拠を集めるのは困難です。そこで、プロに依頼するという選択肢が出てきます。
探偵事務所M&Mは浮気調査に強い探偵事務所です
探偵事務所M&Mは、浮気の調査について豊富な実績があります。慰謝料請求を実現するために最大限のサポートをすることをお約束しましょう。
浮気の証拠を集めてから、裁判で慰謝料を勝ち取るまでしっかりと対応可能です。それぞれの事情に合わせて臨機応変な対応を実施しております。
まとめ
妊娠中に旦那が浮気した場合は、心情的にはすぐにでも離婚したくなるものです。ただし、シングルマザーで子育てするのは大変であり、子供の成長にも影響を与えるため、その点についてはよく考えておきましょう。どうしても復縁できない場合は、探偵に頼んで浮気の証拠を集めて、裁判をしてできるだけ高額の慰謝料を旦那から請求するとよいです。そうすれば、離婚後の生活が楽になります。