学校行事があるたびにお洒落をしてウキウキ気分で出かけたり、急に新しい話題が増えたり、愛する妻が社交的で美しいに越したことはありませんが、お洒落の対象が自分でなく他の男性だったらどうでしょう?
しかも、相手が学校の先生だったら大変なことになります。兆候の見え始めた段階で調査したり、諫めたりできたらよいのですが、思うようにはいかないこともしばしばです。
そんな時、どうすればよいのでしょう?ここでは妻と教師の不倫への対処法について解説していきます。
専業主婦の保護者は教師との不倫が意外と多い
専業主婦という仕事は家事全般に子供の世話まで、片時も自分の時間を取れないほどの重労働です。しかも毎月決まった給料が出るわけでもなく、休みもありません。24時間365日営業なのです。
その大変さを共感してくれるパートナーはそう多くはないでしょう。子供の問題について語り合おうにも「お前に任せる」と丸投げされたら、二の句を継げなくなります。
専業主婦は家族第一なので普段から多くの人と接しているわけではありません。相談する相手も限られてきます。子供のことについて担任、教師へ相談するのは必然です。
親身になって相談に乗ってくれたらこれ以上のことはありません。やがて相談する回数は増え、子供のこと以外についても語り合うようになります。
逢う回数が増え、波長が合えばその先まで進むのに時間はかからないでしょう。妻が授業参観や進路相談などを楽しみに学校に出かけるようになったら要注意です。
子供の相談について、夫である貴方が邪険に扱うようになるところから不倫は始まります。子供のことをまったく相談しなくなったら、すでに手遅れと言ってもいいかもしれません。
それぞれに役割があるとはいえ、家族とは何か、日々の雑務に追われながらもしっかりと認識しておく必要があります。
教師の不倫率は高い
不倫の始まりは第三者的立場の方への相談。聖職と言われる教職員の職業ですが、近年のメディアを賑わすのも公務員の失態の数々です。
公務員、とりわけ聖職であるために取りざたされるわけですが、煩悩の塊である同じ人間であることも確かです。ぴちぴちのフレッシュな生徒に取り囲まれ、成熟した保護者の色香に惑わされてしまうのも無理はないと言えなくもないでしょう。本来はそれを克服できるからこそ聖職なのです。
それに伴う厳しい罰則もありますが、教師の不倫率が高いことは否めません。理由は紛れもなく生徒や保護者を含む濃厚接触が多いこと、そして信頼されやすいことが挙げられます。
この立場にルックスと打算が加われば鬼に金棒でしょう。先生という立場にいる以上、周囲の多くの人間は従います。パワハラを意図するしないに関わらず、相手を意のままに操ることができるのです。
出逢った初期段階は不倫関係に発展するなど思いもよらないことです。在校生や卒業生、保護者に教員同士と教職者の周囲は誘惑に満ちています。教員同士の結婚や元生徒との結婚が多いのは、その顕著な例です。
教師という職業は制約も多く、ハードワークの毎日にストレスも過多。ほんの些細な相談に乗ったことがきっかけとなり、不倫に発展してしまう可能性が大なのです。
教師に好かれやすい保護者の特徴
教師が教師である前に一人の男性であることは間違いのないことです。大いなる理性によってさまざまな誘惑を遮断していても、高い頻度で興味をそそられることに遭遇したら、理性がぐらつくこともあるでしょう。
もっともわかりやすいのが露出の多い服装の保護者に対する視線のやり場です。誘われているのかも?と、思ってしまう教師も少なくありません。夏場の服装、保護者の方が競うようにお洒落をして学校行事に参加している姿は、まさに百花繚乱の様相です。
教師という職業は、子供たちをどのように学ばせ成長を促すかということに全身全霊を傾ける職業です。ご自分の子供のことで真剣に悩み苦しんでいる保護者を見ると、何とかしてあげようと一生懸命になるのは当然のことでしょう。子供のためにが、この女性のために、となるのです。
また、教師はそれぞれ教師としてのフィロソフィーを持ち、ひと通りの指導方針を説明しようとします。その際、途中で話を遮らず、最後までしっかり傾聴してくれる保護者に対しては大きな信頼を寄せます。親身になって子供のことを考え、自分の指導方針を肯定してくれていると感じ、一緒にやっていこうという気になるのです。
一時期マスコミでも取りざたされたモンスターペアレンツ。もちろん教師の好意の対象外ですが、学校内での出来事を学校のせいばかりにする保護者は、嫌悪される傾向にあるようです。
教師と保護者が不倫関係になるきっかけ
教師と保護者との関係は、常に互いの絶妙な理性バランスの上に成り立っています。若くイケメンの教師が、自分の子供のためにプライベートの時間を割いてまで努力している姿を目にすると、キュンとなるのは仕方のないことです。さりげなく努力し、その汗を決して子供たちの前では見せない爽やかな先生はきっと子供たちにも好かれることでしょう。
PTAの役員などしていると、多くの行事に関わり当日までの準備などでとても忙しくなります。教師も保護者も一体となって準備を進めるうちに連帯感が芽生え、親密になっていくのも当然です。
そしてイベントの成功、打ち上げパーティなど催して同席したりすれば、その後のことは想像に難くありません。酒席で隣り合わせ、子供のことや学校のことだけでなくさまざまな話題に触れ、「先生ってかっこいいですね」とか、「夫には言えないことでも、先生なら相談できるの」という展開になったら、不倫の始まりと言えます。不意に手が触れたり、具合が悪くなって看病せざるを得ない展開、同じ趣味嗜好の話で盛り上がることも少なくないでしょう。
互いにストレスを抱えつつ子供の成長という同じ問題意識を持ち、その方針について共に相談し合い努力しているのです。家族以上に強い絆を感じてしまうことも多々あるので、些細なことをきっかけに教師と保護者の不倫が始まります。
教師が妻と不倫してた場合の対処法
教師は子供に教える立場にあり、常に子供らの規範となるような所作言動が求められます。したがって不倫など言語道断、ましてや相手が生徒の保護者であったりすると生徒を深く傷つけるばかりでなく、大きな社会問題となってしまいます。不倫相手の家族にとっても怒りの対象とならざるを得ません。
だからといって教師を一方的に攻撃したり、周囲へ広言したりすると却って訴えられたりすることもあるので注意が必要です。不倫について不特定多数の方に言いふらしたりすると、場合によっては刑法230条の名誉棄損罪にあたります。
また、名誉棄損までいかなくとも、悪口が刑法231条の侮辱罪に該当する可能性もあるのです。不倫された被害者としての怒りや悔しさは止むを得ませんが、安易な報復措置は自分を苦しめることになります。
教師と妻の不倫が発覚したら、すみやかに離婚するか、あるいは慰謝料を請求して離婚、慰謝料を請求して離婚しないという選択ができます。慰謝料の請求先は3通り、妻をかどわかしたとして相手の教師に請求するか、両方に請求、あるいは妻だけに請求するかです。
この場合、連帯責任として不倫の片方だけにはできないこともあるので注意が必要です。また、離婚するしないに関わらず、妻へも慰謝料を請求することは自らの財産にも大きな影響を与えてしまいます。
離婚や慰謝料の請求を、滞りなく進めるには不倫の確かな証拠集めが大切です。慎重に、かつ確実に収集した上で事を進めましょう。
妻にあやしまれない不倫の証拠集めはプロに依頼
不倫の証拠集めを自分でやることはお勧めできません。なぜならば、場合によっては法に触れる行為をしてしまうこともあるからです。
不倫を咎めるために行う正当な行為のはずが、隠しカメラや盗聴、あるいは尾行など不法な証拠集めによって自らを貶めることに繋がってしまいます。多少の経費が掛かろうと、その道のプロに依頼するのが妥当でしょう。その道のプロとは探偵、探偵は証拠収集の専門家です。すみやかに、かつ確実にあなたのニーズに応えてくれます。
不倫の証拠が集まったら、離婚あるいは慰謝料の請求への調停を進めなければなりません。裁判になることも覚悟し、弁護士への相談も視野に入れておくことが必要です。