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浮気調査を依頼するのは探偵?弁護士?違いと選び方を教えます!

探偵と弁護士の両者はどちらも離婚や浮気問題を多く取り扱っていますが、具体的な仕事内容の違いや関係性についてくわしく知らない方も多くいるのではないでしょうか。

こちらの記事では探偵と弁護士の違いからケースごとにどちらに相談すべきかや、弁護士と提携している探偵事務所の特徴などを紹介していきます。

パートナーの浮気に悩んでいる方は、探偵と弁護士のどちらに相談すると問題を解決できるのかが分かるようになります。

こんな時はどっちに相談?ケースごとに解説

5つのケースごとに探偵事務所と弁護士、どちらに依頼すべきかご説明していきます。自分の場合はどちらに当てはまるのは確認していきましょう。

ケース①浮気を疑っていて証拠を見つけたい

パートナーが最近スマホを手放さない…もしかして浮気?という場合や、浮気をしていることは確実なのに証拠が無くてパートナーも認めていないという場合には探偵事務所に証拠の入手を依頼しましょう。

自分で証拠を見つけるという方法がありますが、集めた証拠の法的根拠が弱い場合はいくら優秀な弁護士に依頼したとしても離婚裁判で有利に進めることができません。

離婚したいという場合はもちろん、パートナーや浮気相手に慰謝料を請求したいという場合も証拠の確保が欠かせません。時間が経つと警戒が強くなり水面下に潜ってしまうことが考えられるため、浮気の兆候を見つけたらなるべく早めに探偵に依頼することをおすすめします。

ケース②結果次第で離婚や慰謝料請求を検討

浮気しているかどうか分からないが、結果次第では離婚や慰謝料請求をしたいという方は、まずは十分な証拠を集めるために探偵事務所に依頼してください。

もし浮気の証拠が出て離婚したいとなった時には、提携している弁護士を紹介してもらえる場合があります。離婚せず慰謝料請求だけを行う場合でも、あなたが直接交渉するよりも弁護士に依頼した方が相手に本気度を示せます。

ケース③浮気の証拠を取ったが法的拘束力があるか分からない

自分で何とか浮気の証拠を取ってみたけど、法的に有効なのかが分からないという方は一度探偵事務所に相談してみましょう。探偵事務所では電話や顔を合わせての面談を無料で行っています。

法的に弱いと判断されれば浮気調査を改めて依頼することが可能ですし、法的に有効だとなれば提携している弁護士を紹介してもらえるでしょう。

ケース④浮気の証拠があり慰謝料請求をしたい

性行為中の動画やラブホテルに二人で出入りしている写真など、法的に有効な証拠を既に持っていて慰謝料請求をしたいという場合は、直接弁護士に依頼する方がスムーズに進むでしょう。

弁護士は受け取った証拠を精査して、慰謝料金額を増額してくれたり、スムーズに離婚できるようアドバイスしてくれるはずです。

ここで注意が必要なのは、慰謝料請求には時効があるということです。証拠により浮気の事実を知ってから3年以内でないと慰謝料請求はできません。どうしようか悩んでいるうちに時効を迎えるということが無いよう、証拠を入手したらなるべく早めに弁護士にご相談ください。

ケース⑤浮気が原因で離婚をしたい

浮気の証拠が揃っていて離婚をすると決めた方は、離婚裁判や慰謝料請求に備えて法律のプロである弁護士に相談すべきでしょう。中でも離婚や男女問題の実績が豊富な弁護士事務所に依頼すると、離婚までスムーズに進むはずです。

浮気をした側が離婚を拒んでいる場合は、弁護士同席で話し合いをすることで本気度を示せ、相手にプレッシャーを与えることができます。結果として時間をかけずに離婚に合意したり、養育費や財産分与でもめずに済むというメリットが期待できます。

探偵と弁護士の違い

まずは探偵と弁護士の違いから詳しく見ていきましょう。それぞれに必要な資格や役割、料金相場についても解説していきます。

持っている資格が違う

そもそも弁護士と探偵では持っている資格が違います。

ご存知の方も多いでしょうが、弁護士になるには司法試験に合格しないといけません。司法試験に合格した後も1年間の司法修習を経て、修習試験に合格しないと実際に弁護士として働くことができません。

一方の探偵は、事務所を開設するには営業所のある都道府県の公安委員会に届け出する義務がありますが、探偵として働くうえでは特に必要な資格は決められていません。

探偵は証拠や行方を調査

探偵の主な仕事は依頼人からの仕事を受けて、浮気の証拠を取ったり、家族の素行を調査します。また人探しや盗聴器の発見、企業調査などを行うこともあります。

調査は張り込みや尾行、聞き込みなどでターゲットの行動を写真や動画に押さえます。調査の結果は「調査結果報告書」という形で依頼人に渡されます。

探偵の仕事の実に8割以上が浮気調査です。パートナーが浮気しているかもという依頼を受けて、浮気相手との密会現場や不貞行為があったと認められる証拠を取ります。

法的措置を取るのが弁護士

弁護士は探偵が入手した浮気の証拠をもとに、法律の知識を駆使しながら依頼者の代理として浮気相手と交渉したり、慰謝料請求といった法的措置をとるのが仕事です。

他にも刑事事件の弁護人として検察官と裁判の場で論争をすることがあります。離婚裁判は民事事件ですから、相手方の弁護士や当事者との話し合いによってトラブルを解決することを目指します。

弁護士しかできない仕事として、調査のための住民票や戸籍謄本の入手があります。他にも金融機関から個人の預金情報を知ったり、医療機関から医療記録を取り寄せられるのも弁護士にしかできない特権となっています。

探偵と弁護士の料金相場

探偵と弁護士、それぞれに依頼した場合の料金相場について見ていきましょう。探偵の場合は所属の事務所や調査内容、期間や難易度によって異なりますが、探偵事務所の料金プラン別の相場は次の通りです。

料金プラン料金相場
完全成功報酬制50万~200万円
定額パック制12時間…20万~30万円
24時間…50万~60万円
36時間…70万~80万円
時間課金制1時間当たり…1万~3万円

弁護士への依頼料は初回の相談料が1時間当たり5,000円~1万円ほど、依頼をする際には着手金を支払う場合があり、これは自分の希望する結果にならなかった時や途中で依頼を止める時に返金を求めることができません。

離婚裁判や慰謝料請求で弁護士の多くは成功報酬制を採用しており、相手側から受け取った慰謝料や財産分与の10~20%が相場です。こちらは主な離婚裁判における成功報酬の相場です。

争点成功報酬の相場
慰謝料請求慰謝料金額の10~20%
財産分与財産分与額の10~20%
親権獲得20万円前後
養育費請求1年分の養育費の10~15%

このほかに弁護士が事務所を離れて活動する際の日当や印紙代といった実費が別にかかる場合があります。

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探偵・弁護士それぞれのメリット

探偵と弁護士それぞれに浮気調査を依頼するメリットをご紹介していきます。まずは探偵に依頼するメリットです。

  • 離婚裁判や調停に有利な証拠を掴める
  • 自分で調査するよりも早く確実
  • 証拠を集める心理的負担が少ない
  • 弁護士と提携している場合は離婚裁判に強い弁護士を紹介してもらえる

探偵が得意とする浮気証拠集めでは、後の裁判や調停で有利なしっかりした証拠を集めてくれるメリットがあります。また弁護士と提携している事務所なら、離婚に強い弁護士を紹介してもらえるでしょう。

弁護士のメリットはこのような点です。

  • 慰謝料請求の手続きをサポートしてくれる
  • 離婚交渉で有利に進めてくれる
  • 相手と顔を合わせたり直接連絡しなくて済む
  • 調停や裁判で代理人になってもらえる

弁護士は依頼者であるあなたの代理人としてパートナーや浮気相手と交渉してくれるだけでなく、離婚裁判になった時にはあなたの気持ちなどを法廷の場で代弁してくれます。

離婚に際しての諸々の手続きに関するアドバイスもしてもらえますので、離婚でもめそうだな…と感じたら、早めに弁護士に相談することをおすすめします。

探偵事務所と弁護士の関係性

探偵事務所と弁護士には切っても切れない関係があります。たとえば浮気調査を依頼するため探偵事務所を訪れて証拠を入手、いざ「離婚したい」「慰謝料請求したい」となった時に懇意にしている弁護士を紹介することがあります。

依頼者が先に弁護士事務所を訪問し、浮気による慰謝料請求や離婚をしたいという依頼があった際、相手が浮気を認めないなど証拠が必要になった時は弁護士が、浮気調査を探偵事務所に依頼することがあります。

弁護士もある程度の調査は可能ですが、尾行や張り込みなどで浮気の調査をすることは倫理的にできません。そこはやはりその道のプロである探偵事務所に依頼して、法的に有効な証拠を取ってもらう必要があるのです。

弁護士と連携している探偵事務所の特徴

一部の探偵事務所では弁護士と提携して、依頼者に弁護士を紹介したり、弁護士から調査依頼を受けたりしています。実はこのような探偵事務所にはいくつかのメリットや特徴があるのです。

法的根拠が得られる安心感

弁護士と提携している探偵事務所の特徴は、法的根拠が得られる安心感にあります。探偵が入手した証拠一つをとっても、弁護士からのお墨付きがあればいざ裁判になっても安心でしょう。

また探偵と調査依頼の契約を交わす際も、弁護士と提携していると安心感につながります。調査を依頼する際は「調査契約書」や「重要事項説明書」といった書類が必要ですが、弁護士の監修が入っていると分かれば、キチンとした内容の契約書なんだということが分かります

離婚裁判に強い弁護士を紹介してもらえる

弁護士と提携している探偵事務所には、いざ裁判や調停になった時に離婚に強い弁護士を紹介してもらえるというメリットがあります。探偵事務所と提携している弁護士の多くは不倫による離婚や慰謝料請求の実績が豊富です。

過去に取り扱った案件をもとに、イレギュラーなことが起きた際の対応に安心感を持てますし、離婚に関する法律に詳しいためアドバイスを受けることができます。

裁判が有利に進められる

探偵事務所と提携している弁護士に依頼した場合、離婚裁判が有利に進められるという特徴があります。浮気や不倫が原因の離婚裁判では、不貞の証拠の有無で結果が大きく違ってきます。

法的に不貞の証拠と認められるためには、不貞行為があったと推認できるものや浮気が継続的でなければなりません。弁護士に証拠をチェックしてもらえれば裁判で有利になるでしょう。

さらに依頼者の情報は事務所間で共有されている場合がありますので、探偵事務所で相談した内容と同じことを弁護士事務所でも話さなければいけない手間や時間が省けるというメリットがあります。

浮気調査の依頼内容に応じて探偵・弁護士を選ぼう!

探偵と弁護士は持っている資格や業務の内容、できることが異なります。探偵は人の行方や浮気の証拠の調査、弁護士は法的根拠に基づいた措置が取れますので、ご自分のケースはどちらに相談すべきかをチェックして選んでみましょう。

探偵と弁護士の関係はある意味お互いの得意分野を補い合っているため、提携している事務所を選ぶことで依頼者側が大きなメリットを得られます。

離婚問題や慰謝料請求は依頼者にとって大変つらい道のりです。ぜひ信頼できる探偵や弁護士を探して、依頼内容に応じた専門家の元で、あなたの不安や悩みを解消していきましょう。