キャバクラというと、接待などで利用される夜のお店、または女性とお酒を飲む場所というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
キャストの女性は接客のプロで、浮気をしに行っているわけではないものの、華やかな女性がたくさんいる場所に旦那様が頻繁に出入りしているのは、奥様としては心配ですよね。可能なら辞めさせたいという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな方に向けて、キャバクラに通う男性の心理について解説と、それを踏まえた「キャバクラ通いを辞めさせる方法」をご紹介していきます。
旦那様のキャバクラ通いが嫌な方は我慢せず、今回ご紹介する方法を試してみてはいかがでしょうか。
キャバクラに通う心理とは?
そもそも、男性は何故キャバクラに行くのでしょうか。
奥様の立場であれば、見ず知らずの女性とお酒を飲んで何が楽しいのか理解できない、そんなお金と時間があるなら自分とデートしてほしいと感じるでしょう。
しかし、旦那様の心理を真っ向から否定しても、キャバクラ通いを辞めさせることはできません。
まずはキャバクラに行く男性の心理を見て、理解することから始めましょう。
キャバクラに通う心理①話を聞いてほしい
男性だけに限った話ではありませんが、人間は基本的に自分の話を聞いてほしい、自分の興味のある話をしたいと思う生き物です。
これを読んでくださっている奥様方も、趣味や好みが全く合わない人よりは、何かしら共通点がある人と話しているときの方が楽しいと感じるのではないでしょうか。
いくら夫婦だからといって、全ての趣味や興味が一致しているわけではありませんし、興味を持っていないことが分かっている相手に、一方的に自分の話をするのは空しいものです。
しかし、その点、キャバクラの女性はお客様の話を聞くこと、すなわち接待が仕事ですから、気を遣わずに気持ちよく話をすることができます。
このように、自分の興味のある話ができる空間を求めて、キャバクラ通いをしている場合があります
キャバクラに通う心理②褒めてほしい
自分を肯定してほしい、自分を受け入れてほしいという欲求は人間誰しもが持っているものですが、子どもならまだしも、大人として働くようになると、褒められる機会はめっきり減り、こうした自尊心を満たすことが難しくなります。
しかし、キャバクラでは、お客様である以上、褒めてもらえますし、また、自慢話をしても嫌な顔をされることがありません。
普段、自分が尊重されていないと感じる方ほど、キャバクラに通い詰めてしまうのです。
キャバクラに通う心理③妻や彼女以外の女性と仲良くなりたい
キャバクラに足げく通う男性の中には、キャバクラの女性を口説くことや、彼女たちと仲良くなることを目的としている方も一定数います。
そういう方にとっては、キャバクラはいわば恋愛ゲームを楽しむ場所であり、浮気心を手軽に満たせる場所なのです。
このタイプは決して本気で口説いているわけではなく、そのプロセスを遊びと考えている方が多いのですが、奥様からしてみると少し心配かもしれません。
キャバクラにハマりやすい男性の特徴
続いてはキャバクラにハマりやすい男性の特徴についてお話していきます。
旦那様のタイプに当てはまるようであれば、それを踏まえた対処法をすることで、キャバクラ通いを辞めてくれる可能性が高まります。
特徴①自分に自信がない
キャバクラは女性が自分を褒めてくれる場所であり、また同時に認めてくれる場所でもあります。
そのため、普段褒められる機会が少なく、劣等感が強い方はキャバクラにハマりやすい傾向があります。
承認欲求が満たされる感覚は心地良いものですから、この快感を求めて、何度もお店に通ってしまうのです。
特徴②寂しがりや
キャバクラにハマりやすい男性の特徴の2つ目は寂しがりやです。
どんなに社会的に成功していようと、金銭的に余裕があろうと、他人に甘えたいと思う気持ちは誰しも持っているものです。
特に男性の場合、そうした欲求があったとしても、プライドや世間体が邪魔して、なかなか実行に移すことが難しいのです。ましてや、そうした自分の弱いところを、奥様や彼女に見られるのは抵抗があるという方も少なくありません。
そこで、彼らは甘えさせるプロであるキャバクラの女性の元に通い、寂しい気持ちを紛らわせるのです。
この寂しいという気持ちが強い方ほど、それを解消するためにキャバクラに頻繁に通ってしまう傾向にあります。
特徴③浪費家
キャバクラでは、お客様に気持ちよく支払いをしてしまうため、お金を使えば使うほど、スタッフやキャストが場を盛り上げます。
そのため、他人を喜ばせるためについついお金を使ってしまうという浪費家の方は、自分が場を盛り上げているという快感を求めてキャバクラに通いつめてしまう傾向があります。
また、キャバクラでたくさんお金を使うということは、それだけ稼げる男だという周囲へのアピールにもなります。
自分が見栄を張るために浪費をしてしまうという方も、キャバクラにハマりやすいと言えます。
キャバクラ通いは浮気になる?
どこからが浮気になるのかという線引きに関しては人それぞれですので、今回は法的な観点から見て、キャバクラ通いが浮気になるかということについてお話していきます。
法律上、浮気とは不貞行為のことであり、不貞行為が成立するためには、配偶者以外の者と性交渉があることが要件となります。
キャバクラは風俗店ではありますが、性的サービスを伴うところではないので、普通にキャバクラに通っているだけであれば、浮気にはなりません。
キャバクラから浮気に発展する可能性は?
では、キャバクラ通いが浮気と認められる可能性はあるのでしょうか。
前述のように、法的に浮気が成立するためには、配偶者以外の女性と性交渉がなければなりません。
つまり、キャバクラで働く女性と肉体関係があるという証拠を入手できれば、浮気の事実が認められ、離婚請求や慰謝料請求が可能になります。
旦那様がキャバクラに通いつめていることに加えて、キャバクラ嬢と性的交渉をしている疑惑がある場合は、探偵に依頼するなどして証拠を集めることで、キャバクラ通いを辞めさせることができる場合があります。
また、キャバクラに通うことで、家庭を経済的に破綻させたことが明らかであるときも、旦那様に対して慰謝料を請求することが可能です。
キャバクラ通いを辞めさせる方法4選
続いてはいよいよ、旦那様のキャバクラ通いを辞めさせる方法をご紹介していきます。
キャバクラ通いが浮気にならないとしても、旦那様にキャバクラ通いを辞めてもらいたいという方は、以下の方法を試してみてください。
方法①嫌だと直接伝える
いくらキャバクラ通いが違法ではないとはいえ、旦那様が他の女性と仲良くしたり、その方のためにお金を使ったりするのは気分の良いものではありません。不安や悲しみ、人によっては怒りを感じる場合もあるでしょう。
そんなときは、我慢せずに気持ちを旦那様に伝えてみましょう。
とはいえ、旦那様の気持ちを全く無視して、頭ごなしにキャバクラ通いを辞めるように迫るのはよくありません。
可愛く嫉妬しているように、あるいは頼むような言い方をすると、旦那様もあなたの気持ちを受け入れやすくなります。
方法②旦那を褒める機会を増やす
続いては、褒められたいという理由でキャバクラに足を運んでいる、あるいは自分に自信がない旦那様に有効な方法です。
旦那様が誰かに認められたいと思っているのであれば、その欲求をあなたが満たしてあげてください。
面と向かって褒めるのが恥ずかしいという方は、日頃の感謝を伝えるのもおすすめです。
日常的に褒められる機会が増えれば、キャバクラに行く回数も減ってくるでしょう。
方法③お小遣いを減らす
サービス精神が旺盛で、つい他人のためにお金を使ってしまうという、面倒見の良い旦那様をお持ちの方は、お小遣いを減らすことを検討するのはいかがでしょうか。
自由に使えるお金が少なければ、そもそもキャバクラに行くことができなくなりますので、自ずとお店に足を運ぶ回数も少なくなります。
ただし、あまりにも少なくしすぎて、旦那様が日々の生活に困窮してしまわないよう、お小遣いの金額についてはしっかり話し合うようにしてください。
方法④あえてキャバクラ通いを許す
キャバクラに通う旦那様の中には、あなたが怒ったり、悲しんだりするのを見たくてキャバクラに行くという方もいます。
つまり、わざと他の女性と仲良くして、あなたの気を引きたいのです。
旦那様がこうしたタイプであれば、あえてキャバクラに行くことを容認し、余裕の態度を見せるのが良いでしょう。
あなたが反応しなくなれば、旦那様は諦めて、キャバクラ通いを辞めるはずです。
キャバクラ通いは許すべき?
マイナビニュースが既婚女性に対して行ったアンケートによると、「夫のキャバクラ通いを許せる」という奥様の割合は42.1%、「許せない」は57.9%と、やや「許せない」派が優勢という結果でした。
本項では、このアンケートから、許すべきと回答した方の意見と許せないと回答した方の意見をご紹介します。
「許すべき」派の意見
まずは旦那様のキャバクラ通いを許すべきという意見です。
- 「仕事の付き合いなら許すが、プライベートで行くのは許せない」
- 「自分が優しくしたり気を使うのは面倒なので、キャバクラでストレス発散できればまあ黙認する」
- 「羽を伸ばすことは大切」
「許さない」派の意見
続いては許さないという方の意見を見ていきましょう。
- 「結婚前ならいいが結婚後はダメ、お酒を飲みたければ居酒屋に行けばいい」
- 「無駄遣いだと思うから」
- 「共働きで子供の世話も家事もさせてキャバクラはありえない!!!!! 」
許す派、許さない派の意見を両方ご覧いただきましたが、例え許すと回答した方であっても、キャバクラが遊び、あるいは息抜きの範囲で留まっていることが前提であることがお分かりいただけたかと思います。
旦那様のキャバクラ通いが許せないというのは、多少の差はあれど、世の奥様の多くが感じていることですので、許せないからといって自分を責める必要はありません。
我慢せず、嫌なものは嫌だと感じても良いのです。
キャバクラ通いが嫌なら我慢しない!
キャバクラに通う男性の心理には、話を聞いてほしい、褒めてほしいといった承認欲求が関係していることがあります。そのため、自分に自信がない、あるいは日頃褒められる機会が少ない男性はキャバクラにハマってしまう傾向にあります。
キャバクラ通いを辞めさせたいのであれば、決して頭ごなしに否定するのではなく、旦那様の性格や気持ちを理解し、それに応じた対応をしてください。
また、キャバクラに通うこと自体は法的に問題があるわけではありませんが、キャバクラ嬢との間に性交渉がある場合などは離婚請求や慰謝料請求が可能ですので、旦那様の行動が怪しいときは探偵に依頼をするなどして、証拠の確保に動いてください。