せっかくやり手のビジネスマンの夫と結婚してこれで将来は安泰と安心しきっていたのに、最近夫の挙動がおかしく、どうも秘書と不倫をしているのではないかと怪しんでいる方、今この瞬間にもたくさんいるかもしれません。そんな青天の霹靂の様な出来事が起きた時に、社長である夫に対してどうしたらいいか考えてみたいと思います。
秘書と社長は不倫関係になりやすい理由
秘書の仕事は社長の生活の全てを担うことが多いです。仕事の予定はもちろんの事、プライベートの予定や行事、さらには社長の家族構成や家族の行事までも把握して様々な手配やお世話をしている事が多く、どうしても社長もそんな秘書に頼りがちになります。秘書はもちろん仕事としてお給料をもらっていますので、妻のように余計な口をはさむことはあまりなく、社長にとっては思い通りに動いてくれる存在でもあります。また家での夫とは違い、やり手の社長業をこなしている夫は、部下から見るととてもかっこよく憧れる存在です。社内不倫が横行する原因として、仕事のできる上司がかっこよく見えると言う理由がありますが、社長業をこなす夫はその最たるものと言えるでしょう。また、よく気が付き、かゆいところに手が届く秘書は、社長にとってもよくできた妻のような存在に感じてしまいます。また、見栄えだけで秘書の採用をしているわけではありませんが、社長の好みで採用をしている会社も実際に多くあり、秘書という仕事柄、実際に見栄えが良い女性が多いのも事実です。仕事ができてカリスマ性を感じる社長に、見栄えが良くてよく気が付く秘書という、いわゆる疑似的な夫婦とも呼べる社長と秘書の関係は、必然的に不倫関係になりやすい状況を作ってしまっています。
「社長との不倫はあり」と考える秘書はどんな性格の人?
社長との不倫は通常の不倫とは違い、仕事上必要な事柄と感じている秘書の人もいます。そういう割り切った考えを持つ女性は、秘書不倫は仕事の一部と考えて行動しているといえます。接待を伴う飲食の仕事をしている女性と似たようなマインドかもしれませんが、男性を喜ばせることを本来の仕事と考え、それが業務上の垣根を越えていても受け入れているという状態です。また、基本的に他の社員と比べて秘書の立場には特権があり、他の社員よりも優位な位置にいると勘違いをしてしまう人が多いです。秘書は社長の右腕とも言える存在ですから、そのような特権意識を持ってしまうのも仕方ない事です。仕事ができる男性に選ばれるだけの器量や性格が備わっているという自信に喜びを感じ、いわゆる社長の力によって、虎の威を借る狐のような状態なのかもしれません。社長との不倫を好むタイプには、もともと自分にすごく自信があるという人よりも、どちらかと言うと自己愛は強いものの自分に自信がなく、見た目は綺麗なのに自己肯定感が低く、権力がある人の隣にいることで人に認めてもらえる、または自分を高めることができると思っている女性が多いです。このタイプの女性は他の社長の秘書になった場合にも同じことを繰り返す事が多いかもしれません。
逆に不倫相手を秘書にする場合も
秘書を雇ってから恋愛関係になる場合も多くありますが、もともと不倫をしていた相手を連れて社長になるケースがあります。または、社長業を行っている際に知り合った女性を秘書として採用する場合もあります。逆に、女性側から、仕事を懇願されるケースもあるでしょう。秘書の女性側も、好きな人と一緒にいられてお給料が発生するのですから、これ以上の事はありません。初めから不倫をしている相手を秘書にすれば、プライベートな時間に会うだけではなく仕事をしている時間にも一緒にいられるため、妻に対し不倫のカモフラージュがとてもしやすくなります。また、休日などのプライベートな時間に呼び出しやすくなります。その場合、例えば社長が雇われ社長で色々な会社を渡り歩いていても、秘書は常にセットで一緒に会社を渡り歩いている様な事があり、常に同じ秘書がついている社長の場合はその秘書との関係性は非常に怪しいと言えるでしょう。また、不倫相手を秘書にすることによる金銭的なメリットもあります。例えば、今まで社長が不倫相手の生活費を支払っていた場合には、秘書として採用すればお給料という形でお金を渡す事ができるので、家族にはばれずに女性を養えることになります。女性としてもあくまで労働の対価ですので、堂々と給料としてお金を受け取ることができ一石二鳥といえます。
ほんとに仕事の関係…?社長の夫の怪しい行動
妻や子供の誕生日や記念日のプレゼントを秘書に買わせているケースは多いです。そのため夫は何を買っているのか把握していないことさえあり、不倫相手の秘書から奥さんへのプレゼントといった妻としては非常に悔しい贈り物になっている場合があります。夫が誕生日を覚えていなかったのに当日になって突然プレゼントを持ってきたりした場合は、仕事以上の事に踏み込んでいる秘書の存在が疑われます。また仕事関係の会食や出張に全て秘書を同行させて、さらに宿泊を伴う出張の場合には連絡が取れなくなるような場合も疑ったほうが良いです。社長と言う立場上、秘書を連れて行くのは当然だと言い訳をするかもしれませんが、実際は通常の企業であれば業務時間外の行動に秘書を連れて歩くのは何かしら秘書との関係があるケースが多いです。また、やたらと新しい場所や、見栄えが良い秘書を連れて歩きたくなるようなおしゃれなレストランに詳しかったり、高級なバー等に出入りしている場合も非常に怪しいです。休日に電話がかかってくる場合もあります。通常の不倫であれば休日に堂々と電話がかかってくるということはほぼ無いと思うのですが、社長業をしている夫に対する秘書からの電話の場合、仕事関係といいやすいため、堂々と休日にかかってくる事もあります。
不倫の証拠になる物とならない物
例えばホテルの出入りを抑えた写真等は不倫の証拠になりますが、写真の映りや、必ずしもホテルから出てきたとわからないような判断が難しい写真では証拠にはなりません。また不倫とは特定の相手と繰り返し不貞行為を行う事を定義としているので、ホテルに繰り返して出入りしていることが判明しないと証拠にはならず、一度だけの現場を押さえた写真では証拠にはならないことも多いので注意が必要です。つまり一度や二度の不貞行為では法律上は夫婦関係の完全な破綻とまでは言えず、不倫とはみなされない場合があります。不倫とみなされないと、離婚した際にも慰謝料が取れなくなりますので証拠を押さえることは非常に重要です。また不貞行為とは例えばキスやスキンシップでは不貞行為とは言わず不倫の証拠になりません。さらに、完全に気持ちが不倫相手に向いていて家族を顧みていない場合でさえも、浮ついた気持ちだけでは不倫には当たりません。逆に全く気持ちがなく、ただ不貞行為を繰り返しているだけの場合は不倫に当たります。そのため、メールの文面などでも、繰り返しの不貞行為が確実に読み取れる場合には証拠となりえます。非常にハードルは高いのですが、あくまで、繰り返しの不貞行為と判断がつく証拠を集める必要があるわけです。
不倫社長の夫が許せない!妻がとれる行動
まず証拠を集めましょう。先ほど述べたように、繰り返し不貞行為を行っているという事実がはっきりとわかる物を集める必要があります。写真に限らず、SNSやパスモの記録、ブログなどでも構いません。裁判になったときに認められやすい証拠であればよいのです。自分で調べる事もできるかもしれませんが、どんな証拠であれば裁判で通用するか正確に把握していますので、決定的な物を集めるためにはやはりプロの探偵に頼む事が一番安全で近道です。調査していることが旦那にばれてしまうと、逃げられたり、証拠を隠滅されたりといった事が起きえるため、素人調査は避けたほうが無難です。