既婚女性と既婚男性、お互いに家庭を持ちダメだと分かっていながらも惹かれあってしまうというケースがあります。それぞれの好きなタイプやアプローチ方法を知ることで、自分が結婚生活にどんな不満を持ってたのかが分かります。
パートナーがW不倫をしているかもという不安をお持ちの方には、法的に有利になる証拠の種類や証拠の取り方をご紹介します。既婚者同士の恋愛のメカニズムを知って、自分にも反省点がないか?という振り返りや居心地の良い家庭づくりに役立ててください。
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既婚男性が好きになる既婚女性のタイプ
既婚男性が好きになる女性のタイプには共通点があります。男心を分かっている既婚女性が既婚男性にモテるようです。
こんな既婚女性を好きになる
主にこのようなタイプの既婚女性は既婚男性に好かれます。
- 包容力がある
- 控えめで聞き上手
- 男心を分かっている
- 自分を立ててくれる
- 妻と正反対のタイプ
- 離婚をせがまない
仕事や家庭のストレスを受け止めてくれるような既婚女性は、既婚男性にとって癒しの存在になるでしょう。男性は特に尊敬されたり頼られたい欲望がありますので、そこを上手に満たしてあげると好きになりやすいでしょう。
脈あり女性へのアプローチ方法
良いなと思った女性には次のような言動でアプローチすることがあります。
- 二人で食事や飲みに誘う
- 悩みを聞いてあげる
- 外見・性格を褒める
- 妻との不仲をにおわす
特に妻との不仲をにおわせたり、性生活の不満を語る既婚男性は脈ありと思って間違いありません。ただし色んな女性に同じようにモーションをかけている場合もありますので、しっかりとした見極めが必要です。
既婚女性が好きになる既婚男性のタイプ
家事や育児のほか仕事もしている既婚女性は「女」としての自分を忘れていることがあります。その女の部分を刺激すると好意を抱きやすくなるでしょう。
こんな既婚男性を好きになる
既婚女性は次のような気遣いを見せてくれる既婚男性に惹かれるでしょう。
- 女性として見てくれる
- 何かと気にかけてくれる
- 悩みを聞いてくれる
- 無邪気な一面がある
- 褒めてくれる
夫にとっては妻や子供の母親でしかなくなった自分に対し、女としての気持ちを思い出させてくれる相手を好きになるケースがあります。特に夫とセックスレスになっている場合は浮気や不倫に陥りやすいと言えるでしょう。
脈あり男性へのアプローチ方法
「いいな」と思った男性に、既婚女性は次のようなアプローチで接近するでしょう。
- 飲み会などで隣に座る
- 悩み相談
- さりげなくボディタッチをする
- 隙を見せる
特にお酒が入るとこれまで抑えていた理性のタガが緩くなって、行動が大胆になることがあります。飲み会などで隣に座り、ボディタッチをしながら伏し目がちで悩み相談をされたら、脈ありと思って良いでしょう。
既婚男女の恋について
既婚女性と既婚男性が恋愛に発展するのは、それほど難しいことではありません。既婚男女の出会いの場所や不倫にハマりやすい人の特徴、不倫の期間について見ていきます。
出会いのきっかけは身近な場所
既婚男女の出会いはとても身近な場所にあります。それは子供や家庭があるということであまりアクティブに動けないのが理由の一つとなっています。
- 同じ会社や職場
- PTA活動
- 出会い系アプリやSNS
- スポーツジム
既婚男女の不倫のきっかけの6割以上が同じ会社や職場です。基本的に毎日顔を合わせる間柄だと親しみがわきやすく、飲み会などで急激に接近するようになります。
最近では出会い系やSNSでの出会いも多くなっています。この場合は初めから恋愛や不倫を目的として利用しているケースが多いため、不倫のきっかけになりやすいといえます。
ハマりやすい人の特徴
- 異性に奔放なタイプ
- 夫婦関係が上手くいっていない
- 配偶者とセックスレス
- 刺激が欲しい
- 寂しい
- 家庭に居場所がない
- 悩みを共感できる相手がいない
- 仕事や家庭にストレスを抱えている
もともと性に奔放なタイプや恋愛体質の方は結婚していても不倫に走りやすい傾向があります。それ以外では夫婦関係が上手くいってなかったり、セックスレスだったりすると要注意です。また子供中心で家庭に居場所がない夫や悩みを共感してくれる相手がいない妻なども不倫にハマりやすいといえます。
不倫まで発展すると長続きしない
実は既婚男女の恋愛は不倫関係にまで発展すると長続きしない傾向があります。データによると、1年以上続く不倫関係は全体の半数以下という少なさです。
というのも不倫をし始める当初は刺激的でドキドキする関係なのですが、しばらくすると冷静になり様々なリスクや不都合な点が見えてくるようになります。
たとえば「バレたら大変なことになる」や未来が見えない関係の閉塞感、生活スタイルの合わなさや相手の欠点などです。特に不倫関係は周囲に悩みを相談することが難しいため一人で抱え込む傾向にあり、結果的に関係を解消することを選択しがちです。
既婚男女が惹かれ合ったら…どこからが不倫?
既婚男女の恋愛が不倫と認定されるボーダーラインはこちらです。他にも法的な根拠や不倫の証拠と認められてしまうアイテムについて見ていきましょう。
法的な不倫とは「不貞行為の有無」
離婚裁判や慰謝料請求裁判の時に不倫があったと認定されるには「不貞行為の有無」が重要になります。
「不貞行為」とは「配偶者がある人間が配偶者以外の異性と自由意志の元で肉体関係を結ぶこと」とされています。つまり同性同士の関係やプラトニックな関係は法的には不倫に当たりません。
逆に一度きりでも配偶者以外の異性と関係を持つと不貞行為となります。またラブホテルに二人そろって入り長時間出てこなかった場合も、性交渉があったと推測できる十分な証拠としてみなされます。
ただし実際に離婚裁判で認めてもらうには複数回の出入りといった継続的な不貞行為をしている事実がないと離婚理由として認められません。
不倫の証拠と認定されるアイテム
具体的に不倫の証拠と認定されるには、次のようなものがあります。下記で示した以外にも複数の証拠を併せて総合的に判断することがありますので、「これって不倫の証拠かも?」と思ったら、なるべく取っておくことをおすすめします。
- 不貞行為を推認できる内容のメールやLINE
- 行為中もしくは裸の写真やビデオ
- 自分の不倫を認めた会話の音声データ
- 探偵事務所の調査報告書
- 第三者の証言
- ホテルの領収書
ただし夫や妻の不倫を暴こうと自分で証拠集めをする場合は、証拠の集め方に十分注意してください。必死になるあまり他人の土地に勝手に侵入したり、無断でGPSを仕込んだりするとあなた自身が訴えられる可能性があります。
不倫調査をする場合は、プロである探偵事務所に依頼するようにしましょう。
配偶者との関係の良好さによる
法的な認定の他にも自分の妻や夫から不倫だとみなされる境界線があり、それは夫婦の関係の良好さと比例します。
つまり仲がよく毎日キスやハグをしているような夫婦は、夫が他の女性とキスをしただけでも奥さんは許せないと感じます。同様に夫も心が痛み、他の女性とのむやみな接触を避けるようになるでしょう。
反対に奥さんとの関係が悪く、家にいても居場所がないような状態の男性なら、他の女性と親しくなってもそれほど罪悪感が沸かずに一線を越えてしまうということがあります。
ここから夫婦仲の良さによってそれぞれの夫婦における不倫の境界線は変わり、仲が良ければ良いほど不倫の境界線が厳しくなることが分かります。
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既婚男女の恋愛の終わらせ方
「許されなことは十分分かっているのに、この関係を断ち切るにはどうしたらいいの分からない」という方もいるでしょう。こちらでは既婚男女の恋愛を終わらせる方法をご紹介していきます。
バレたらどうなる?と考える
不倫関係を続けていて、万が一周囲にバレた時はどうなるのか一度冷静に考えてみましょう。お互い離婚して必ず一緒になるという決意がない以上、既婚男女の不倫には一時の感情で動くには大きすぎるリスクがあるのです。
- それぞれの家庭が壊れる
- 子供にバレたら悪影響
- 会社を辞めるなど社会的制裁を受ける
- 慰謝料を請求される
- 自分からは離婚を請求できない
不倫が周りにバレるとお互いの家族はもちろんですが職場や近所、子供の学校関係にまで影響が及ぶことがあります。そればかりではなく慰謝料といった金銭問題や離婚問題にまで発展する可能性が大いにあります。
連絡の頻度や回数を減らす
既婚者との恋愛を終わりにしようと思ったら、連絡する頻度やデートの回数を徐々に減らす努力をしましょう。いきなり連絡を絶ってしまうと相手を逆上させたり、不用意に家に来られるなどのリスクが生じます。
時間をかけて連絡頻度を落とすことで、相手にも「この関係は終わりに近づいているんだな」と理解させてください。
生活環境や生活リズムを変える
可能であれば生活環境や生活リズムを変えるのもおすすめです。勤め先の変更や夫の単身赴任先に付いていくなど、思い切って新しい環境に飛び込むことで、相手のことをいつしか思い出さなくなります。
また趣味の幅を広げたり今までしたくても出来なかったことに思い切って挑戦するのも有効です。
以前と同じ生活のままだと相手の不在を強く感じてしまいますが、新しい環境に身を置くと、別れた後の辛い時間が減りますし、新しい記憶を取り入れることで過去を思い出さなくなります。
自分の抱えている問題やストレスを解消
もし既婚者との恋愛に走ったのに何かしらの原因があるなら、自分の抱えている問題やストレスを解消してあげるのも一つの方法です。多くは家庭や夫婦関係に何かしらの問題がある場合があります。
- 夫婦関係が冷え切っている
- 夫が家事や育児を手伝ってくれない
- 夫婦間のコミュニケーション不足
- 配偶者に不満を抱えている
- 今の生活に満足していない
不倫関係を解消したのをいい機会にして、自分の家庭問題や自分自身の不満の原因に向き合ってみましょう。配偶者に不満がある場合は相手に伝える、自分の問題ならその理由を突き詰めて解決する方法を見出すなどです。
自分だけの努力では解決できない問題なら、そのストレスを上手に発散できる方法を見つけると良いでしょう。
それでも思い出してしまったら…
上でご紹介した方法をやってみてもまだ、相手のことを思い出して辛くなるという場合は、次のような行動をしてみましょう。なるべく早く本来の生活に戻るためには必要なことと考え、できることから始めてみてください。。
気持ちはため込まずに発散
別れた後のもやもやした気持ちは無理にため込まず、上手に発散することをおすすめします。日記や手紙にして自分の思いを綴ってもいいのですが、今は匿名のブログやSNSに投稿するという方法もあります。
辛い気持ちに向き合う作業は、初めはしんどいと思うでしょうが、気持ちを外に出し続けると気持ちの整理がしやすく相手のことを忘れるのにも役立ちます。文章を書くのが好きな方は自分の気持ちを吐き出すためにも、文字にしてアウトプットしてみましょう。
家族との生活の集中する
別れを決断したということは、相手よりも家庭を選んだということです。自分自身と家族のために、「自分のいるべき場所はここだ」と決意して、家族との生活に集中しましょう。
家族と一緒に旅行や外出をしたり、より居心地の良い空間づくりをしてみてもいいでしょう。今まで家族以外に費やしていた時間を家族のために使い、パートナーや子供がいる幸せをかみしめてください。
思い出のものはすっきり処分
お互いにプレゼントしあった品物やペアで揃えたアクセサリーなど、思い出のものは思い切って処分しましょう。これらのものを目につく場所に置いたままにしておくといつまでも忘れることができません。
ただカバンや財布といった日常使う物を一度に処分してしまうと、家族や友達から「どうしたの?」と勘繰られてしまう可能性がありますのでご注意ください。
自分を認めつつも本来の生活を大切に
既婚女性と既婚男性の恋愛は「してはいけないこと」として封印しがちですが、人の心理として抑制されればされるほど逆に気になってしまうという傾向があります。
自分の感情を昇華させるには、好きな気持ちや未練がある自分を認めつつも、今後どのように生きるべきか考えた方が冷静になれます。
W不倫というのは終わらせ方を間違うとひどく引きずったり未練につながりやすい傾向があります。終わった後の家族との生活に悪影響を及ぼさないために、早めに気持ちを切り替える努力をしましょう。