いざ浮気調査を依頼しようと思った時、ほとんどの方は初めて探偵事務所を利用するため調査内容や料金の相場など分からないことだらけで、どの事務所にお願いするか迷ってしまうという人は多いはずです。
そこで探偵事務所のホームページを見て分かる10の比較項目や電話相談・面談時にチェックすべき5つのポイントをご紹介します。ネットでよく見る比較サイトの裏側もお教えしますので、事務所選びの参考になるだけでなく悪徳業者に騙されない方法も分かるようになります。
探偵事務所を比較するための10項目
実際に探偵事務所を探す際、一番多い方法はスマホやパソコンを使って口コミを調べたり、事務所のHPを見比べることではないでしょうか。その際にどのような項目に注意して比較すべきかが分かると、自分に合った探偵事務所を見つけやすくなります。
所在地
探偵事務所を比較する場合、事務所の場所が自宅から近いか、住所の場所に本当に事務所が存在するかを確認しましょう。もし探偵選びで迷ったら、自宅や勤務先から近い場所にある探偵を選ぶことをおすすめします。
浮気調査を依頼した場合、調査前の打ち合わせや契約、調査報告などで何度も事務所に足を運ばなければなりません。また実際に調査に入った際も事務所から現場までが遠いと探偵の交通費や宿泊費が余分にかかってしまいます。
探偵の中には、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの住所を登録して依頼者をだまそうとする悪徳業者がいます。地図アプリなどで住所を検索し、周辺建物の写真に看板があるかを確認すると、本当にそこに事務所があるかチェックできますので、探偵選びの参考にしましょう。
料金プランの種類
探偵事務所が設定している料金プランの種類や内容も十分に比較検討しましょう。探偵事務所には主に次の3種類の料金プランが存在します。
時間料金プラン | 実際に探偵が調査を行った時間で料金が発生 1時間当たりの単価×探偵の数×稼働時間で計算 |
パック料金プラン | 「〇時間〇円」とある程度の時間をパックにして調査 1時間当たりでは時間料金プランよりも安くなることも |
成功報酬プラン | 探偵が設定した成功の条件をクリアしたら料金が発生 難しいケースや時間がかかりそうな場合におすすめ |
探偵事務所を選ぶ際は、同じ料金プランを設定している事務所同士を比較したり、1時間当たりの料金に直して比較するなど基準を同じにすることがポイントになります。
料金目安
料金の安さで探偵事務所を選びたいという方は、目安金額をふまえて事務所を比較することが重要です。
たとえば時間料金プランやパック料金プランでは、1日の調査費用の目安を20万円前後として考えます。1時間当たりでは調査員2~3人で7,000円~10,000円が料金の相場です。
料金の相場が分かったら、実際に自分のケースではどの位かかるのか見積もりを取ってチェックしましょう。
調査内容
探偵事務所が行っている調査の内容も比較の対象になります。探偵事務所では浮気調査以外に次のような調査を行っています。
- 人探し
- 素行調査
- 盗聴器発見
- 結婚調査
- 企業信用調査
- いじめ調査
- ストーカー調査
その中でも多くの探偵事務所が扱っているのが浮気調査と人探し調査ですが、その二つの調査方法は大きく違い、ノウハウやスキルも異なります。よって自分が何を調べてほしいかによって探偵事務所を選ぶ必要があるのです。
対応地域
探偵事務所の調査対象地域も比較しながらチェックしましょう。県内での調査が主となるだろうと考えるなら地元密着の探偵事務所が一番です。逆に県をまたいで全国に出張する仕事だったり、遠征するような対象者なら全国に支店を持つ大手の事務所がおすすめです。
とはいえ調査対象が全国となっていたとしても、わざわざ遠くの事務所に依頼する必要はありません。探偵が移動した際の交通費や宿泊費は依頼者負担となるため、余計な費用がかかってしまいます。
調査実績
過去にどの位の調査を行ってきたか、年間の解決件数はどの位なのかも比較してみましょう。探偵事務所のHPを見ると「解決件数〇件」といった文字を目にします。
もちろん設立されて間もない事務所より、多くの調査を行ってきた老舗の事務所の方が安心感がありますし、調査のノウハウも蓄積されているはずです。
知名度
マスコミに何度も取り上げられたり、TV番組に出演経験がある等の知名度も、探偵事務所を比較する上でポイントになります。あえて探偵事務所の名前を出してメディアに登場しているということは、会社や実績に関して自信がある現れです。
しかしながら人気の探偵を指名して調査を依頼することは難しいことを覚えておきましょう。上手くタイミングが合えば調査を依頼できる可能性がありますが、外で探偵と会っていて調査を依頼していることが周りにバレてしまう恐れがあります。
創業
創業の長さは調査実績につながると考えて探偵事務所を選ぶのも一つの方法です。会社を立ち上げてからずっと探偵をしてきたということは、大きなトラブルや不正がなかった証拠になります。
創業年は探偵事務所のHPでチェックするほか、探偵業法で掲示が定められている「探偵業届出証明書」で確認できます。証明書には届出年月日や所在が明記されていますので、チェックしましょう。
電話対応
相談の電話対応の時間や女性相談員を選べるかも、探偵事務所を比較する際に重要です。探偵事務所M&Mでは24時間365日対応可能となっており時間を気にせず相談できますし、電話以外にメールやLINEといった連絡手段があり便利です。
また探偵事務所の中には、男性・女性の相談員を選べることがあります。浮気調査を依頼するのは多くが女性です。異性には話しにくいことも同性には気兼ねなく打ち明けられるでしょう。
専門家協力の有無
弁護士や心理カウンセラーと提携しているかも重要です。浮気調査後に離婚裁判や慰謝料請求といった何らかの法的措置を取りたいと思った時、強い味方になってくれるのが弁護士です。
探偵事務所M&Mでは弁護士と提携して依頼者のアフターフォローも行っています。調査の結果次第で法的措置も検討しているという方は、探偵事務所M&Mのような専門家の協力がある事務所を選ぶようにしましょう。
また浮気の事実を知って不安定になったり、再構築するにはどうしたらいいのか分からないという方は、カウンセリングやアドバイスが受けられる探偵事務所がおすすめです。
探偵事務所を比較する5つのポイント
いくつかの探偵事務所をピックアップして比較する際に大切なポイントを5つご紹介します。上の10項目とあわせて事務所を選ぶ参考にしましょう。
自分のケースに合った料金プランがあるか
自分の状況に応じた調査料金プランがあるかは事務所を比較するのに重要です。上でご紹介した3つのプランにおすすめな人はこちらです。
時間料金プラン | ・浮気日時の特定がある程度可能 ・調査が数時間~1日程度で終わる ・特定の日時に調査を依頼したい |
パック料金プラン | ・調査が長引く可能性がある ・浮気の確証をあまり持っていない ・調査のコスパを重視する |
成功報酬プラン | ・浮気の確証が持てない ・調査が長時間になりそう ・お金はかかっても確実な証拠が欲しい |
また料金プランを選ぶ上で大切なのは次であげる項目です。
- 希望の調査内容(浮気の証拠・相手の身元確認など)
- 調査期間
- 入手したい証拠の種類や数
特に裁判で使える証拠となるのは、複数回のホテルや相手の自宅への出入りです。数日にわたって調査が必要な場合は定額プラン、パートナーに認めさせるだけでいいなら1日だけの調査でも十分でしょう。
広告の派手さより実績を重視する
ホームページやネット上の広告の派手さよりも、実績や創業からの長さを重視するのがポイントです。
ネット上で「調査成功率100%」や「絶対成功します」などという広告を目にすることがありますが、これらは集客を目的としており、実際の調査力が伴っていない事務所のことがほとんどです。
このような派手な宣伝文句よりも、具体的な数字に目を向けて探偵事務所を比較するようにしましょう。
調査力は尾行+撮影能力で見る
インターネットで調べただけでは探偵事務所の調査力を調べることができませんが、面談の際に思い切って「尾行は得意ですか?」と聞いて見るのも一つの方法です。
というのも尾行は探偵の調査方法の中で最も難しく、新人とベテランとでは明らかに尾行の能力に差が出るからです。自信をもって尾行が得意だという探偵なら安心して任せられるでしょう。
同様に保有機器の種類や数、報告書サンプルの写真をチェックしながら撮影能力を比較するのもおすすめです。
数字で表せない部分も重要
実績件数や創業からの年数はもちろん大切ですが、数字で表せない探偵との相性や信頼感も重要です。探偵事務所を比較する際は電話や無料相談の対応で、人柄や親身になってくれるかなどを見てください。
親身になって相談に応じてくれるような探偵とは意思の疎通が容易にできる一方で、相性が悪い探偵は自分の希望をくみ取ってくれないばかりか連絡そのものがストレスになる場合があります。
少なくとも2~4社に見積もりを取る
探偵に依頼する前には必ず2~4社に見積もりを取って調査料金を比較しましょう。調査内容と金額を見比べて、納得のいく事務所に依頼できるでしょう。
ただし料金が高いか安いかだけで探偵事務所を決めるのは大変危険です。安さにつられて調査を依頼したはいいが、探偵の質が悪くきちんとした証拠が取れなかったり、調査報告書の作成が杜撰だったりとどこかでコストを落としている可能性があります。
また調査が終わってから「実はこれだけ追加で費用がかかりました」と高額な調査料金を請求される場合があります。安さの理由に納得ができないなら、依頼するのを止めるのが賢明です。
譲れない項目をいくつか選んで比較
探偵事務所を比較する際は、自分なりに譲れない項目をいくつか選んで比較してみましょう。上であげたような項目の内、自分は何を重視するか考えてみてください。
人によって重視するポイントは様々です。のちに後悔しないためにも妥協せず、譲れない項目を満たした事務所を選んでください。
探偵事務所比較サイトには要注意!
ネットで検索していると「あなたにピッタリの探偵を無料で紹介します」や「探偵事務所ランキング」といった比較サイトに行きつくことがあります。このような比較サイトや一括見積サイトには注意が必要です。
東京から調査にきているので経費がかかる
実際に調査を依頼してみたら東京などから地方へ調査にきて、交通費や宿泊料を経費として請求されたという苦情が後を絶ちません。あたかも全国に支店があるように見せかけて、わざわざ遠いところから来る探偵がいます。
そもそもネット上に自社ホームページ以外で広告を出している探偵事務所の多くは、大手で豊富な資金力がある以外は仕事が無くて出しているケースがあります。
これを見破るには、地元では言わない言い回しを使っていたり、地名を間違って読んだりすることで分かります。
下請け業者の調査能力の低さ
比較サイトに掲載している探偵事務所の中には、自社で調査を行わず、調査能力にばらつきがある下請け業者に調査をさせることがあります。場合によっては必要な探偵の数を確保できず、思うように調査が進まないこともあるでしょう。
多くの比較サイトでは、支払った広告費の金額の多さでランキング順位が決まります。多額の広告料を受け取ったサイト側で下請けの事務所に安い金額で調査を依頼し、大きな利益を得ているという構造です。
結局高い料金を支払わされる
比較サイトに事務所名を乗せるには多額の広告費用がかかります。かかった経費はそのまま調査料へ上乗せされる仕組みですので、安いと思った調査料が結果的にその2倍~3倍かかる恐れがあります。
もちろん探偵事務所をキチンと評価している比較サイトもありますが、多くの場合得をするのは比較サイトの運営側ということを忘れないようにしましょう。
自作自演の可能性も
実は比較サイトの多くは自作自演の可能性があります。複数の事務所がグループになってお金を出し合い比較サイトを制作、ネットで見積もりの依頼をしてきた相手に対しグループの事務所を紹介するという手口です。
もちろん正当な評価をしている訳がありませんので、「調査が途中で失敗した」「嘘の報告書を渡された」などのトラブルが発生します。
比較サイトに惑わされず優先順位で決めよう
浮気調査を依頼する探偵事務所を比べる場合、料金や調査内容はもちろん、探偵の対応や専門家の協力があるかも重要です。比較する際には自分のケースに合ったプランがあり、数字で表せない安心感や信頼感が感じられる探偵を選びましょう。
比較サイトの多くは悪徳業者の巣窟です。こうした業者の手口を知ることで被害に遭うのを回避してより自分に合った探偵事務所を見つけて、原状を一歩でも前に進める手助けにしてください。
探偵事務所M&Mでは、依頼者に寄り添った相談や調査をモットーとしております。経験豊富な探偵による証拠確保の後は提携弁護士による法律相談も可能です。浮気調査を依頼しようと思ったらぜひ探偵事務所M&Mまでご連絡ください。