「最近妻や夫の様子がおかしい」「もしかして浮気しているのでは?」という段階の浮気の兆候を男女別で詳しくご紹介します。また遠距離や単身赴任中ならではの浮気の兆候がありますので、チェックすべきポイントも確認できます。
浮気は放っておくとどんどん深みにハマってしまうケースが多々あります。とはいえ間違った対処をすると、水面下に潜んで証拠がつかみにくくなることも考えられます。
浮気の兆候を早めにキャッチして適切に対処することが二人の今後にとって大切になります。傷ついた気持ちを癒す方法を知って、過去の浮気から早めに立ち直ってください。
浮気の兆候を詳しく解説!
配偶者や恋人が浮気してるかも?!と思ったら、浮気の兆候が無いかチェックしましょう。こちらでは男女共通の兆候の他に、男性・女性それぞれに見られる兆候をご紹介してきます。
男女共通の兆候
男女問わず共通してみられる浮気の兆候というのは多くあります。相手にこのような変化が見られたら浮気をしている可能性が高くなるでしょう。
- スマホや携帯を常に肌身離さず持つ
- スマホや携帯を隠れて使う
- 外見を気にするようになる
- 下着に気を使うようになる
- ファッションの趣味が変わる
- 好きな音楽のジャンルが変わる
- 外出や出張が増える
- 性交渉の頻度が減る
- 配偶者の予定を確認するようになる
- 連絡が取れない・遅くなる
男性にみられる浮気の兆候
男性は女性に比べると一般的に態度や言動に現れやすい傾向があります。彼や夫に次のような変化があるかチェックしましょう。
- 急に優しくなる・不機嫌になる
- 愚痴を言わなくなる
- 金遣いが荒くなる
- 相手の浮気を疑う
- はやりの情報に敏感になる(お店・食べ物)
- LINEやメールの返信が変わる(スタンプ・改行など)
女性に見られる浮気の兆候
女性は男性に比べて浮気をしていても表情や言動に現れることが少なく、特に絶対にバレてはいけないと思うと普段と変わりなく生活することも可能です。
それだけ男性よりも浮気の兆候を見つけにくいのですが、彼女や妻のことを注意深く観察して次のような変化がないかチェックしましょう。
- スキンシップを嫌がる
- 夫に対する不満を言わなくなる
- 家事が適当になる
- 夫の話に興味が無くなる
- 夫の残業や出張に文句を言わない
女性の浮気は本気になることが多く、浮気相手のことが好きになると今までのパートナーに対しては無関心や嫌いになるというケースが多いようです。
遠距離・単身赴任中の浮気の兆候
遠距離や単身赴任中の浮気は離れて暮らしている分とても気になります。とはいえなかなか会うことが難しいため電話やメールでの確認が主となる訳ですが、できるなら直接相手の部屋に行って次のようなことをチェックしましょう。
- キッチンの調味料の種類が増えた
- サイズの大きい(小さい)服がある
- 異性が使う生活用品や所持品がある
- 歯ブラシの数
- 部屋のキレイさ
- 突然家に行ったときの態度
遠距離や単身赴任中に浮気をする側は、「距離があり会えない分浮気はバレないだろう」と思っている可能性があります。うっかり相手の私物などを部屋にそのままにしている可能性が高く、兆候が見つけやすいのも特徴です。
浮気の兆候があった時の対処法は?
相手に浮気の兆候が見られたら、どのように対処したらいいかご説明します。「まさか!」「信じられない!」とという気持ちから、どのように自分の気持ちを持って行ったらいいのか参考にして下さい。
まずは冷静になる
配偶者や交際相手の浮気を知ってしまうと悲しみ・怒り・失望といった感情が次々に押し寄せてきますが、まずはいったん冷静になって落ち着いてください。感情のままに行動してしまうと、後々後悔する原因になります。
浮気の兆候を見つけて何かすぐに行動しなければならない訳ではありません。逆に感情を抑えられずに詰め寄り、二人の関係が修復不可能になることも考えられます。
今後のことを考えるためにも、相手を問い詰めたいという衝動は抑え、なるべく冷静になってこれからどうすべきかを考える時間を持ちましょう。
浮気の証拠を入手する
もし浮気をはっきりさせたい、慰謝料や離婚を請求したいと考えているなら、浮気の証拠を入手する必要があります。
上でご紹介したのはあくまでも「浮気の兆候」です。慰謝料請求や離婚裁判の場で証拠にするにはあまりにも弱いので、次のような決定的な証拠を集める必要があります。
- 肉体関係があったと推測できるLINE・メール・通話履歴
- ホテルなどに二人で出入りしている写真
- 性行為中の写真やそれに近い内容の写真・動画
- 浮気の事実を認めた録音
- 肉体関係があったと推測できるホテルの領収書
これらは自分でも入手できる浮気の証拠ですが、探偵事務所に調査を依頼した場合はホテルへの出入りなどを記載した報告書も証拠として認められます。
たとえ今離婚を考えていないとしても、今後離婚したくなった時のために浮気の証拠を入手するのは有効です。後々配偶者や不倫相手に慰謝料を請求することもできますので、使うかどうかは別として証拠を集めることをおすすめします。
これからについて話し合う
まずはパートナーと今後についてじっくりと話し合ってみましょう。二人の関係を振り返り、喧嘩が多かったり相手をないがしろにしていた場合は、自分のこれまでを反省する必要があります。
また相手が浮気したことを認め、その重大さを理解して、反省しているかも確認が必要です。もし相手が心の底から悪かったと思っていない場合は、また繰り返してしまうことも考えられます。
再構築を目指す
二人で考えた結果、浮気を許して再構築を目指すという人もいるでしょう。その際でも決して笑って許したりはせず、浮気は悪いことと認識させしっかり反省してもらいましょう。
またたとえ離婚を選択しなかったとしても、反省を促す目的として誓約書や示談書を作成することをおすすめします。誓約書には浮気の事実を認める内容を記載します。
この誓約書は離婚裁判や調停離婚になった際には浮気の証拠として提出が可能になります。
別れを決意する
「もう相手のことを信じられなくなった」「また同じように浮気されるのではないか」という不安な気持ちでいるなら、別れも選択肢に入れましょう。きっぱりと別れてしまった方が精神的に安定する場合があります。
別れた直後は辛いと感じるでしょうが、同じことを何度も繰り返されるより、いっそのこと別れてしまった方が新しいパートナーと出会える可能性も高まります。
してはいけないNG行動
相手の浮気が発覚しても絶対にやってはいけないNG行動があります。相手の心がさらに離れていく原因にもなりますので、少しでも再構築を目指すならこれらの行動は厳禁です。
感情的に泣く・怒る
間違っても感情に任せて泣きわめいたり激怒することは避けましょう。浮気を疑っている場面でも大声でわめいたり取り乱すのはお互いにとってマイナスにしかなりません。
あなたのその行動を見てパートナーは本当のことを話にくくなりますし、実際に浮気をしていた場合、警戒してさらに慎重に行動することになります。結果として平和的な解決には至らず水面下で浮気が継続してしまうことが考えられます。
感情を表に出すのは一人の時だけにして、話し合いや事実確認の場ではなるべく冷静に対処しましょう。浮気が分かった直後はどうしても感情的になりがちです。顔を合わせない時間を作り、少し期間を空けて話すのもおすすめです。
質問攻めにする
浮気された方はショックで「なぜ?」「どうして?」という気持ちで、相手を質問攻めにしたくなります。でもそれではパートナーの気持ちはますますあなたから遠ざかっていくだけです。
浮気が事実だとしても開き直って別れを口にしたり、本当のことを言いたくなくてごまかすことにつながります。逆に浮気が事実でない場合は、あなたへの信頼を大きく傷付けてしまうでしょう。
確証がないのにカマをかける
浮気の確実な証拠が無いのにカマをかけて浮気を白状させようとすることはおすすめできません。浮気があなたの誤解だった場合、「自分のことを信頼できないのか」と思われてしまうリスクがあります。
浮気が事実だとしても、より警戒して浮気の証拠がつかみにくくなったり、水面下に潜んでしまう恐れがあります。そればかりか自分が浮気をしたことを棚に上げて、カマをかけたことを責める身勝手な人もいます。
素人の尾行
いくら浮気の決定的な証拠が欲しいからといって、自分で探偵のまねごとをして尾行をするのは厳禁です。法的に有効な浮気の証拠には、ホテルや自宅へ入ったという写真だけでな足りません。
建物にはいった写真と出てきた写真をセットにして、継続的な浮気の証拠とするにはそれを複数回押さえる必要があるのです。時間がかかりますし、相手にバレないテクニックもいります。
今まで尾行なんてしたことが無い人が、いきなり尾行をしてもうまくいきません。まして自分の夫が他の女性と仲良く一緒にいる場面を見て、冷静に行動で切る人はまれでしょう。浮気の調査はプロにお任せするのが一番です。
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浮気をし返す
「目には目を」ということで浮気をされたら浮気をし返したいと思う人もいるでしょう。しかしそれは間違っていますので、良くないことだと認識してください。
相手に仕返ししたい一心で浮気しても決して気持ちは晴れません。そればかりか後になって後悔することになります。また浮気をし返したことが周囲の人に広まれば、自分の印象までも下げてしまうことにつながります。
相手の浮気からの立ち直り方
結婚相手や交際相手に浮気をされたら深く落ち込みショックをうけます。そんな気持ちからの立ち直り方をご紹介します。
自分を責めない
浮気されたからといって自分を責める必要はありません。「私が○○しなかったから…」や「私がもっと○○していれば…」と悲観的になりすぎると、家の中が居心地の悪いものへ変わってしまいます。
また夫から「お前が悪いから浮気したんだ」と言われてもそれを真に受ける必要は全くありません。確かに自分にも悪いところはあったとしても、浮気をしたのは相手の意思です。浮気は100%した方が悪いのです。
とはいえ自分に悪いところがあったということは認めつつ、相手の悪いところも一緒に直していこうという気持ちに変えていくといいでしょう。
相手から距離を置く
自分を裏切った相手の顔を見たくないという場合は、物理的に距離を置いて過ごすのも一つの方法です。相手の気配が感じられると浮気のことを嫌でも思い出してしまいフラッシュバックしてしまうこともあるでしょう。
可能であれば1日2日家を出て、旅行に出たりホテルに宿泊して自分を見つめ直す時間を持つのも大切です。
新しいことや興味のあることに挑戦する
新しいことや興味があることに挑戦してみるのも心を癒すのに有効です。できればこれまでやったことが無いことや周りで流行っていることがおすすめです。
いつまでも浮気されたことばかり考えていては前に進めません 。何か新しいことにチャレンジすると、違う自分を発見できるチャンスになるだけでなく新しい出会いも生まれる可能性が広がります。
意識して汗や涙を流す
運動好きな方におすすめな立ち直り方が、スポーツなどで思いっきり汗を流す方法です。一人で黙々とやる運動よりも、チームでするスポーツの方が仲間と楽しみながら汗を流せるので一層効果的でしょう。
運動が苦手な方は感動する映画や悲しい本を読んで思いっきり泣くこともストレス発散になります。悲しいのにそれを我慢していると知らず知らずのうちに心が悲鳴を上げ、最悪の場合うつ病などになる可能性があります。
泣くことは決して我慢せず、場所やタイミングを選んで思いっきり泣いてみると思いのほかスッキリするはずです。
浮気の兆候が見られたら冷静に対処しよう
もし配偶者や恋人に今回ご紹介したような浮気の兆候が見られたら、なるべく動揺しないように努め、冷静になって今後自分がどうしたいのか考えてから行動しましょう。
決して感情的に泣きわめいたり質問攻めにしたりせず、淡々と自分の気持ちを打ち明けた方が相手も素直になってくれるはずです。浮気のショックから立ち直る際には自分を必要以上に責めず、少しの間相手と距離を置くのも方法です。
浮気の決定的な証拠が欲しい場合は自分で尾行したりせず、プロの探偵に依頼することをおすすめします。多少のお金がかかりますが、裁判で有効な証拠を取れる確率が高まります。
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