PTA不倫はその環境ゆえ、本人たちだけでなく子供や周りの家族にも大きな影響を及ぼします。子供が学校でいじめられたり不登校になるだけでなく、家族で引っ越しするという事態にも繋がりかねません。
こちらの記事ではPTA不倫の実態や起こりやすい原因、見破り方などを詳しく解説していきます。夫や妻がPTA活動で不審な点がある、自分がすでに不倫をしているがバレた時の影響が気になるという方は必見です。
PTA不倫の実態
PTA不倫は普通の不倫との大きな違いがあります。密会方法や関係の終わり方などもあわせて見ていきましょう。
PTA不倫と普通の不倫の違い
PTA活動は不倫が起こりやすい環境と言えます。詳しい理由は後程ご紹介しますが、そこにはPTAならではの理由があります。
PTA活動に参加している方の多くは自分の子どものためなので、通常の不倫と違い家庭を壊すことを考えている人は少ない傾向にあります。またPTA不倫の特徴として、普通の不倫よりも証拠を掴むのが難しいことがあげられます。
不倫中の二人がプライベートで会う場合、どこで誰が見ているか分からないと自宅や地域の近くを選ばず、人目に付かない場所やPTA活動と見せかけて会うパターンが多いためです。
PTA不倫の密会方法
PTA不倫の密会方法は人によって様々ですが、時間帯がまちまちなのが大きな特徴です。PTA不倫の組み合わせで多いのが、男性のPTA会長と女性の役員というパターン。
男性の方はサラリーマンより比較的自由な時間を取りやすい自営業が多いため、日中に仕事で使っている事務所やPTAの集まりの後に会うケースがあります。他にも行事のための買い出しの途中や打ち上げの途中で抜け出すという密会方法になっています。
関係の終わり方
PTA不倫をする人の多くは、家庭を壊すことを考えていません。したがって子供の卒業やPTA役員が終わる年度末に関係を終わらせるケースが多くあります。別れのきっかけがあるのもPTA不倫の大きな特徴です。
PTA不倫が起こる理由とは?
PTA不倫には「近距離」「子育ての悩みに共感しやすい」など、学校という狭い環境下で生まれる独特な理由があります。なぜ互いに引き寄せられるのか、不倫の原因ともいえる心境の変化を見てみましょう。
学区内のため近距離で会いやすい
PTA不倫をしている男性の多くが「同じ学区内なので会いやすい」という理由をあげます。同じ町内や徒歩圏内に住んでいるので、ほんの少しの空き時間があればLINEなどで連絡を取りやすいということからです。
またお互いの家の場所が分かるため親近感がわきやすいのも事実でしょう。中には「ママ友にアリバイ工作をお願いしやすい」「子供を見てもらいやすい」といった声もあります。
頻繁に顔を合わせる
PTAの役職にもよりますが、会長・副会長・書記・会計といった本部役員、各委員会の委員長ともなれば時期によっては週に複数回顔を合わせる機会があります。
人間は同じ人に会う機会が多ければ多いほどその人に好意を抱きやすいという傾向があります。雑談をする中で自然に人となりを知ることができる同姓でも仲が良くなりやすい環境にあって、異性間で距離が縮まるのは必須でしょう。
連絡先交換が容易
役員や委員会ともなれば会合や打ち上げなどでまめに連絡を取り合う機会が多いため、お互いにLINEの交換や連絡先を教えあうようになります。
はじめはLINEグループ内での業務連絡だけだったのが、個人にメッセージを送ることで急激に親しくなるのがよくあるパターンです。
飲み会や懇親会が頻繁
PTA 活動には「懇親会」「親睦会」という名前の飲み会が頻繁に行われます。普段は子供がいて夜出歩くことがほとんどない女性も、PTA活動の一環ともなれば周囲も協力的になるでしょう。
ちょっといいなと思う異性がいても普段は理性で隠しておけますが、お酒が入ってそのブレーキが利かなくなってしまったという声も聞かれます。
子育ての悩みなどに共感しやすい
PTA活動をしているということは同じくらいの年代の子どもを持つ親世代ですので、育児や子育ての悩みも共感しやすいでしょう。子ども同士が同学年でなくても分かりあえることが多くあります。
特に女性は自分に共感している人に惹かれやすい傾向があります。仕事が忙しく子供の話を聞いてくれない夫よりも「そうなんだ、大変だよね」と優しく共感してくれる男性に好意を持ってしまうのもうなずけるでしょう。
同年代の異性が多い
同じくらいの年代の子どもがいるということは、親同士の年齢も近い人が多くなります。同年代なので話が合いやすく、子供を同じ地域で育てているということで境遇や家庭環境が似てきます。
同年代で同じ悩みを共有している男女間は距離が縮まりやすい傾向にあるのは、PTA不倫だけに限ったことではありません。
PTA活動を隠れ蓑にしやすい
先ほども少し触れましたが、PTA不倫がバレにくいのはPTA活動を口実に会うことが容易だという理由があります。特に「PTA会長×役員」や「委員長×委員」という組み合わせはどうしても連絡を取り合う機会が増えるため、一旦不倫関係になってしまうと連絡を密に取りやすくなるでしょう。
また二人で出歩いていたとしてもPTAの活動や会合と言い訳がしやすく、家で待つ夫や妻からもPTA活動と伝えれば「行くな」と言われにくい側面があります。
PTA不倫をする人の特徴
PTA不倫に陥りやすい人には傾向や特徴があります。もしPTA活動をしている夫や妻がいくつも当てはまる場合は気を付けてください。
パートナーと長い間セックスレス状態
PTA不倫にとどまらず不倫をしている女性というのは、夫に女性として見てもらえないという不満や寂しさを抱えている場合が多いです。特に長い間にわたってセックスレスにある夫婦間ではなおさらでしょう。
家庭では子供の母親として見られることの方が多い主婦は、夫以外の男性から女性として扱われる場面に遭遇すると、嬉しくてついつい不倫関係に発展してしまうことがあります。
また夫に対して異性としての魅力が感じなくなった女性も不倫に走る傾向があります。お腹が出て髪が薄くなり加齢臭がするようになった夫を男性として見られなくなった場合です。
外の人とのかかわりが少ない専業主婦
専業主婦は家事や育児に追われる毎日で、出会うのはママ友や夫など限られた範囲のみで夫以外の男性と打ち解けて話をする機会などそうありません。それゆえ他の男性と話をするだけでドキドキしたり、優しくされるとときめいてしまうこともあるでしょう。
外で働いていない主婦は男性に対する免疫力が落ちている状態です。子供のためとPTA活動に参加して同年代の男性と出会うと、若かりし頃を思い出して女性としての部分を思い出してしまうことがしばしばあります。
恋愛気分を味わいたい
結婚して同じことを繰り返す毎日のなかで刺激に飢えている人は、PTA活動が非日常を味わえる空間となります。
他の異性と出会えるということはもちろんですが、普段は夜出歩くことのない主婦がPTAの懇親会などで飲む機会が増えると昔を思い出し、思いがけないきっかけで他の男性に心が動かされることもあるでしょう。
人のものを盗ったという背徳感が忘れられない
一方で男性側は「人妻を寝取った」という男性ならではのマウンティング感覚や背徳感が忘れられずPTA不倫にハマることがあります。いけないと思えば思うほど、障害があればあるほど燃え上がってしまうという訳です。
不倫のスパイスとしての背徳感と言えば軽く聞こえますが、背後には配偶者や子どもがいることを忘れないでください。誰かを不幸にするような恋愛では本当の幸せを手にすることができません。
PTA不倫はバレる?子供への影響
近場で行われるPTA不倫ですが、周到に隠そうとしても意外にバレるものです。バレた際の子どもへの影響などについて解説していきます。
隠そうと思っていても意外にバレる
不倫している二人というのは本人たちは必死に隠そうとしているのですが、周囲からは何となく醸し出す雰囲気やふとした仕草などでバレることがあります。
特にご近所同士や同じ地域内での不倫は、お互いの素性を知っているだけにスキャンダルが広がりやすいという側面があります。さらには別居から離婚、再婚に至る一連が語り草となるのもPTA不倫ならではと言えます。
PTAは子どもが通う学校を介したコミュニティとなっていますので、不倫がバレてしまうと親同士の間だけでなく子供の間でも広がってしまうこともあるでしょう。
k教育現場という学校つながりの不倫とあって、周囲から許してもらえる可能性はかなり低いと覚悟しましょう。
子どもが学校で嫌な目に合う
子どもの間で不倫の噂が流れると、いじめに発展してしまうことは容易に想像できます。お互いの子どもが学校でいじめられるという悲劇にもつながります。
子どもは大人よりも残酷に思ったことを言ったり、露骨な仲間外れをすることがあります。いじめがエスカレートすると学校に行けなくなり不登校となることも考えられますので注意が必要です。
引っ越しや転校の必要がでる
親や子どもの間でうわさが広がるとその地域に居られなくなり、引っ越しや転校をしなければならないケースもあるでしょう。
PTA不倫がバレると二つの家庭をトラブルに巻き込むことになります。どちらか一方が転校や引っ越しで居なくなったとしても、残った子どもや家族は周囲から後ろ指をさされて結局は引っ越しや転校を余儀なくされる場合があります。
子どもの情緒に悪影響を及ぼす
親の浮気や不倫を知った子どもは、親のことを嫌いになったり親に対して反抗的な態度を取るようになります。これがエスカレートすると親に暴力をふるったり外で問題行動を起こす子どもも現れます。
外側へ自分の気持ちを発散できない子どもの場合は、自分の中に不満や不安な気持ちをため込んで心身の不調をきたしたり情緒不安定になるというケースも見られます。
慰謝料請求や離婚の可能性も
PTA活動で知り合った異性と不倫をして、それがお互いの配偶者に知れて離婚に至るケースも少なくありません。
不倫を始めた当初はほんの軽い気持ちからという場合も、一度きりの過ちから夫婦関係が壊れて修復不可能な状態になる可能性があります。親の離婚は子どもの精神状態や環境に大きな変化を及ぼします。
PTA不倫の見破り方
「夫や妻がPTA活動をしながら不倫もしているのでは?」という疑念をお持ちの方に、不倫の見破り方をお教えします。
PTA活動という理由で外出が増える
PTA不倫をする人の多くは、プライベートで会う時にもお互いの配偶者には「PTAの集まりで」と言ってごまかすケースが多くあります。その集まりに二人そろって遅れて来たり、逆に早く帰ったりするのは怪しい可能性があります。
また週に何度もPTAの集まりと言って出かけたり、メンバーとの飲み会が増えたようなら不倫をしていると疑ってみてもいいでしょう。
スマホを肌身離さず持ち歩く
PTA不倫に限らず不倫をしている人の多くは、相手との連絡ツールであるスマホを肌身離さず持ち歩く傾向にあります。トイレや寝る時はもちろんシャワーの際にも脱衣所にまでスマホを持ち込むようなら要注意です。
以前は充電したままリビングなどに置きっぱなしだったのに、スマホをどこにでも持ち歩く、スマホにロックをかけている、逆に家族の前でLINEを確認しなくなったなどの異変が現れたら不倫相手からの連絡を待っていると考えられます。
身だしなみに気を遣うようになる
男女問わず不倫や浮気をするようになると身だしなみに気を使い始めます。新しい恋の相手に少しでも「きれいに見られたい」「カッコいいと思われたい」というのは人間の心理です。
女性ならダイエットやスキンケアに力を入れ、普段着ないような洋服や下着、香水を付けるようになったら要注意です。男性なら髪の毛や体の匂い、下着やスキンケアなどに気を使うようになります。
なぜか突然に不機嫌・ご機嫌になる
男性の場合不倫の理由はあくまでも体目的のことが多く、不倫により体が満たされると機嫌が良くなります。
逆に女性の不倫は本気で相手のことを好きになっているため、夫といるのが嫌になりそっけない態度や不機嫌な態度を隠さなくなります。特に理由がなく次のような態度なら不倫を疑ってみてください。
- 不満や愚痴を言わなくなった
- いつもイライラしている
- 離婚をほのめかす
- 子どもの面倒を見なくなった
- 話をしても上の空
- わざと怒らせるようなことを言う
- 問い詰めると逆切れする
- 不自然に話題をそらそうとする
お金の使い方が荒くなる
特に趣味や人づきあいが増えたわけでもないのにお金の使い方が荒くなったら浮気の可能性があります。普段から配偶者のお金の使い方や使い道、金額などを把握しておくと以前との比較が容易になります。
本気の浮気をしていると特に男性は、食事代やホテル代を気前よく出して見えを張りたいので出費がかさむ筈です。女性はコスメやエステ、洋服など自分を磨くために出費するようになります。
パートナーがPTA不倫してる?と思ったら探偵事務所に相談
冒頭でも説明した通り、PTA不倫は証拠を取りにくいという側面があります。自分で証拠を集めるのはとても難しいため、調査のプロである探偵に依頼するのが一番です。
PTA行事の日や飲み会の日時が分かっていると探偵が動きやすくなります。事前に指定した日時に動ける探偵事務所に依頼すると、証拠の確保も容易になるでしょう。
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