探偵になりたいと思っても、自分が探偵に向いているか判断できないですよね。探偵事務所や興信所で面接を受けても、落ちた理由までは分からないので、探偵に向いていないから落ちたのか他の理由で落ちたのか検討がつかないでしょう。
そこで今回は探偵に向いているのか簡単に判断できる、探偵に向いている人診断チェックリストを作成しました。
あなたが探偵に向いているのかどうか判断できるのでチェックしてみてください。
チェックリストの目安は以下になります。
0~3個 探偵にはあまり向いていない
4~9個 探偵に少し向いている
10~15個 探偵に向いている
16~20個 探偵にかなり向いている
各チェックリストには補足説明も記載するので、あわせて確認してください。
探偵に向いている人診断チェックリスト20
探偵に向いている人診断チェックリスト20
- 1.忍耐力がある
- 2.社交性がある
- 3.気分転換できる
- 4.度胸がある
- 5.努力できる
- 6.体力がある
- 7.運転が上手
- 8.視野が広い
- 9.観察力と洞察力がある
- 10.最低限の事務能力がある
- 11.外見の特徴がない
- 12.好奇心旺盛
- 13.撮影が好き
- 14.地理に詳しい
- 15.法律に詳しい
- 16.身体能力が高い
- 17.社会経験が豊富
- 18.誠実に見える
- 19.口が堅い
- 20.1人が好き
探偵に向いている人診断チェックリストの補足
先ほどは探偵に向いている人診断チェックリストを載せましたが、ここからは1つ1つ解説していきます。
1.忍耐力がある
探偵の仕事は調査時間が、予定していた時間より長くなることがあります。何時に終わるかはっきりと分からない仕事ですし、同じ場所で12時間などの長時間張り込みをすることもあるため、長時間集中力を持続させる忍耐力が必要です。
2.社交性がある
探偵の仕事は個人でするだけだと思われていますが、実は探偵の仕事はチームプレイなので、仲間と協力して調べていきます。仲間と打ち解ける必要もあるので社交性が必要ですし、長時間張り込みをしていて怪しまれた場合にも、社交性があると探偵だと思われないで済みます。
3.気分転換できる
探偵の仕事は長時間の張り込みが当たり前になってきます。同じ場所で長時間張り込みをしているときでも、気分転換をして、張り込みをし続ける必要があります。気分転換ができる人は、集中力が持続しやすいので、一瞬の瞬間を見逃さず対応できます。
4.度胸がある
尾行中に「相手にバレるかもしれない…」と怯えながら尾行している場合、周りからは不審者にしか見えません。尾行中は対象者が振り返ることもありますが、度胸がないと想定外の行動に対応できず、すぐにバレてしまう可能性があるので度胸は必要です。
5.努力できる
探偵の調査には、撮影の技術や尾行の技術が必要です。これらの技術は基本的な練習をひたすら繰り返していくものになります。一見すると地味な練習になりますが、コツコツと繰り返し練習できる人が一人前の探偵になれます。
6.体力がある
探偵の尾行や調査は、自分都合の時間で動くのではなく対象者の活動時間で決まります。朝から夜まで尾行することもあれば、朝から次の日の朝まで尾行し続けることもあります。毎日調査が続いたとしても、体調を崩さずに集中できるような基礎体力が必要です。
7.運転が上手
調査場所に移動するときの手段として車は使うので、運転免許証は必須です。移動中だけではなく、車両尾行を行うこともあるので、ただ運転できるだけではなく運転技術も必要になってきます。
8. 視野が広い
視野が広いと、周りの状況を瞬時に把握できるので、他の調査員との連携もより簡単になります。視野が狭い人は、視線が一箇所に集中しているということなので、対象者に気付かれる可能性もあります。
9.観察力と洞察力がある
観察力が優れている場合、対象者の小さな変化にも気付きやすく、怪しい行動を見逃さなくなります。洞察力が優れている場合は、対象者が次に行う行動をある程度想像できるため、尾行が簡単になります。
10.最低限の事務能力がある
探偵は調査が完了したあとに、依頼者に報告書を提出する必要があります。この報告書は自分で作る必要があるため、最低限の事務能力は必要です。エクセスなどはある程度使えるようになっておきましょう。
11.外見の特徴がない
仕事では外見が重要ですが、探偵でも外見は重要です。探偵は尾行をする機会が多く「目立ちにくい」「印象に残りにくい」必要があります。派手な髪色や派手なファッションだけでなく、地味過ぎても目立ってしまいます。
体型は中肉中背が理想で、背が高すぎても背が低すぎても目立ちやすくなります。とにかく目立たない、印象に残りにくいという点が大切です。
12.好奇心旺盛
探偵は男女の問題を扱うことが多いです。なので、若いときから好奇心旺盛で遊びを知っている人、人生経験が豊富な人が探偵に向いています。
また、好奇心旺盛で遊び回っていた人のほうが砕けた考え方を持っていて、男女問題ばかりでも長続きしやすいと考えられています。
13.撮影が好き
探偵は調査中にカメラをたくさん使います。なので、知識や経験が豊富だと役立ちます。ですが、きれいに撮影をするわけではないので、今までの撮影に固執してはいけません。
14.地理に詳しい
地理に詳しいと、到着までの時間が瞬時に計算できたり、裏道を使って目的地にすぐに到着できたりします。一見地味な要素ですが、探偵は細かいことの積み重ねが大切なのです。スマホで代用できのでは?と思うかもしれませんが、スマホを使っている時間すら惜しいことが多いので、詳しければ詳しいほどよいです。
15.法律に詳しい
弁護士レベルで法律に詳しい必要はありませんが、人間関係のトラブル解決には法律の知識が役立つことが多いです。また調査中にどのような証拠が必要なのかなども考える必要があるので、法律についてはある程度知っておきたいです。
16.身体能力が高い
調査中に起こる様々な出来事に対応するためには、身体能力も必要です。身体能力は年齢を重ねると落ちていきますが、その分は経験でカバーできます。若い人で探偵を目指す場合は、経験が足りないはずなので、その分を身体能力でカバーしましょう。
17.社会経験が豊富
調査中に起こる出来事に対応するためには社会経験が豊富であったほうが良いです。社会経験が豊富だと知識も豊富なので、トラブル解決能力なども高くなります。社会経験が豊富な場合、ある程度年齢を重ねているはずなので、身体能力分をカバーできると良いですね。
18.誠実に見える
探偵業は世間から見ると胡散臭く見える業種です。相談者から信頼できる人だと判断されるためにも、誠実に見える必要があります。心構えや努力で改善できる部分が多いので、身だしなみなどは整えましょう。
19.口が堅い
探偵の仕事は守秘義務は厳守です。調査で知った情報を外部に漏らしていると、会社の信用もなくなりますし、同業者からも信用されません。どんな情報を知ったとしても周りに漏らさない口が堅い人が探偵に向いています。
20.1人が好き
探偵は瞬時の判断が多く、自分ひとりで考えて動ける必要があります。1人が好きで、1人で行動することが多い人は決断力が高く、自分の行動に責任を持てる人が多いです。また、探偵になる人は1人が好きな人が多く、人間関係で悩みにくいと思われます。
おわりに
今回は探偵に向いている人はどんな人なのか、簡単に分かるチェックリストを記載しました。
あなたは今回のチェックリストにいくつ当てはまりましたか?
現段階で3個以下しか当てはまらないという人でも、努力次第では16個以上のチェックリストに当てはまるようになります。
当てはまった個数が少ないからといって諦めるのではなく、少しずつ努力を続けていけば探偵になれるでしょう。