不倫をしている人たちにとって、不倫相手と会う場所は気を遣うものですよね。そんな中で、不倫の方法として密かに流行りつつあるのがマンション不倫です。一見、不倫をしている人たちにとっては誰もが羨むような方法ですが、実は不倫が発覚しやすい欠点もあります。
そこで本記事では、マンション不倫の実態や利用者のメリット、もしも配偶者がマンション不倫をしていそうな雰囲気があればその証拠を突き止めるためのポイントなどをご紹介していきます。マンション不倫の実態を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそもマンション不倫とは?
みなさんの中には、マンション不倫という言葉を知ってはいるけれども実態はよくわかっていないという方もいますよね。マンション不倫とは、ラブホテルやカラオケなどではなく、マンションを秘密の逢瀬の場所として利用している不倫のことを指します。
マンションですからその日1回のデートのために借りたというわけではなく、賃貸契約を行いマンションを借りたり、不倫相手のためにマンションを買ってあげたりしているわけです。大抵の場合は男性側の名義でマンションを借り、男性がその費用を負担するケースが多く見られます。
同じマンション内での不倫体験
マンション不倫の多くは、自宅周辺で不倫相手と会うリスクを減らすために自宅とは別のマンションを借りて不倫を行うケースが多いものです。しかし、中には同じマンション内でマンション不倫を行っているケースもあります。
Yahoo!知恵袋にも寄せられている体験談の中には、自宅と階は違うものの同じマンションで不倫をしているという話が寄せられています。同じマンションだとすぐにバレそうなイメージがありますが、階が異なることに加えて仕事の都合で夫婦での生活リズムが異なり、意外にもマンション不倫が成功しているケースです。一見あり得なさそうな不倫体験ですが、実際にはこうした事例もあるのです。
マンションで不倫をする理由3つ
不倫する場所と言えば、みなさんがよくイメージするのはラブホテルや旅館、自宅から離れたカフェやカラオケ、漫喫などではないでしょうか。配偶者との生活リズムが違う場合は、自宅に不倫相手を招いたり不倫相手の家へと赴いたりすることもあるでしょう。
その中で、なぜマンション不倫をする人は、マンションという簡単には用意できない場所を利用しているのか疑問に思う人は多いですよね。なぜなら、彼らがマンション不倫をするのには3つの理由があるからです。わざわざマンション不倫をする理由がわからないという方は、彼らの考えを知る参考にしてみてください。
①デート場所に困らない
マンション不倫をする理由の1つ目は、デート場所に困らないことです。普通のデートならいざ知らず、不倫でのデートとなるとデート場所には気を遣うことでしょう。配偶者がよく利用するようなエリア周辺は避けたいものですし、毎回良さそうなホテルを探すのも何かと面倒です。
その反面、自分と不倫相手しか存在を知らないマンションであれば気軽にデート場所として利用できるだけでなく、早朝や深夜、平日の昼間などデートの時間も気にせずに不倫できるというわけです。
②周囲の目を気にせず2人きりになれる
配偶者にバレないようにデート場所はしっかりと調整しているとは言うものの、やはり周囲の目を気にせずには居られないのが不倫というものです。「家族には見られていなくとも、家族の知り合いが見ているかもしれない」と周囲を気にしてしまうのはよくあることで、基本的にはデート場所として人目につくところは避けています。
その懸念をマンションを借りることで解決できるため、彼らはマンション不倫をするのです。自分たちのマンションであればホテルよりも密室度が高く、秘密も守られ、お互いが好きなタイミングで自由に使えます。周囲の目を気にせずに2人きりになれるので、今までよりももっと気軽にデートができるということなのです。
③いざという時の住む場所を確保できる
配偶者と別れる気がなく不倫をしている人もいれば、今の配偶者とはゆくゆく離婚することを考えており、不倫相手との縁を望んでいる人も中にはいます。そのような人にとって、マンション不倫はいざという時の自分の新しい住まいでもあるのです。
自分の不倫が原因で離婚をするのであれば、大抵家を出ていくのは自分です。そうすると新たな住まいを考えなければなりませんが、そのことが分かっていればマンションを離婚前に先に借りるのはそれほど苦では無いでしょう。新しい生活のことを考え、家具や食器ななども一通り不倫相手と一緒にそろえるのを楽しむレベルかもしれません。
マンション不倫の注意点
今現在不倫をしている人にとって、マンション不倫はとても魅力的な内容のように感じるかもしれません。しかし、不倫を謳歌するのに最適に見えるマンション不倫には大きな注意点もあります。メリットだけとはいかないマンション不倫の注意点を2つ見ていきましょう。
金銭的な問題
そもそもの話ですが、マンションの購入にしろ賃貸にしろ、マンション不倫の維持費には相当の金額がかかります。賃貸で安めのマンションで地方であっても、月に10万近い費用がかかるのが一般的です。加えて、もともと配偶者と住んでいる自宅の家賃や住宅ローンがあるのであれば、2世帯分の家賃を毎月払っていることになります。
これは、一般的なサラリーマンの給与ではそう簡単には維持できない支出です。収入に余裕のある場合か、もしくは不倫相手に金銭的な余裕があり一緒に負担してもらえる場合でなければマンション不倫を実現することはできません。
名義の問題
また、金銭的な問題に加えてマンション契約時の名義の問題もあります。一時的に借りるだけのマンションであれば大きな問題はありませんが、もしも購入に踏み切った場合には後々に名義の問題が浮上するかもしれません。たとえば、不倫相手にプレゼントの気持ちで名義を相手のものにした場合、不倫相手と揉めた場合にトラブルになります。
配偶者のマンション不倫をつきとめるポイント3つ
マンション不倫の実態がおおよそわかったところで、次はマンション不倫をつきとめるポイントをご紹介していきましょう。夫婦の感とは鋭いもので、なんとなく配偶者が不倫をしているかもしれないと思わされることもあるかと思います。
そんな時、できれば確固たる証拠を相手に突き付けて弁解を問いただしたいところですよね。「自分の配偶者がマンション不倫をしているかもしれない」と違和感を感じている方は、ぜひこれからご紹介する3つのポイントに注意してみてください。
①マンション関係の郵送物
マンション不倫をするためには、当たり前ですがマンション契約を結ばなくてはなりません。一戸建てやアパートもそうですが、マンションのように不動産を所有・賃貸すると、その不動産関係の郵送物が届いてくるのは自然なことです。
契約者が配偶者であれば、マンション関係の郵送物も基本的には配偶者の住まいである自宅に届きます。もしも配偶者が郵送物の届け先設定を油断していれば、自分からすると存在を知らないマンションに関する郵送物が自分の配偶者宛に届き、配偶者にその郵送物について何かと尋ねることができるのです。
②自宅以外の目撃情報
マンション不倫は周囲の目を気にせず2人きりになれるという、不倫する側にとっては理想的なものですが、情報伝達が早い近所では目撃情報から不倫が発覚することもしばしばあります。
特にもともと近所付き合いのある地域に住んでいる場合、「○○の旦那さんが自宅とは違うマンションに入っていくのを見た」という噂は瞬く間に広がります。カラオケやカフェなどと違い、見知らぬマンションに行く用事は言い訳がし辛いのもバレるポイントです。
また、中には「マンションを借りる際に利用していた不動産会社に密告された」という経験を持っているマンション不倫経験者もいます。プライベート性の高いマンション不倫だからこそ、目撃された時の言い逃れができないのも痛い点でしょう。
③マンションの鍵や契約書
不倫のためにマンションを借りたり購入したりすると、マンションの鍵やカードキー、契約書といった物的証拠を所有することになります。不倫相手とのLINEのやりとりや電話履歴とは異なり、モノとして存在するものを削除することはできません。
もちろん、そう簡単には見つからないように隠すのは当たり前ですが、よく使う鍵やカードキーともなると金庫等にしまい込んでいくこともできないでしょう。その結果、ふとした時に鍵の存在がバレてしまい、配偶者にとってあずかり知らぬ鍵がどこの鍵なのかを詰問されることになるのです。
また、鍵をスマートロックや指紋認証にしてモノとして利用しないよう気をつけていたとしても、マンションの更新月や有事の際には契約書に関する郵送物が届くのもバレるポイントです。
マンション不倫は快適だがリスクが大きい
ご紹介してきた通り、マンション不倫は不倫相手と会う場所を選ばず、好きなタイミングで自由に不倫を楽しめるという点では非常に快適な方法です。しかし、その快適さを得られる反面、金銭的な問題やバレた時の言い逃れができない状況など、リスクも非常に大きい不倫方法となります。
もしもマンション不倫を検討しているという方は、マンション不倫のメリットとデメリットをよく考えた上で覚悟を持って利用するマンションの目途を立てた方が良いでしょう。その一方で、配偶者が見慣れぬマンションへ行った形跡があるという方は、郵送物や鍵に契約書、近所での目撃情報などから、不倫の確固たる証拠を獲得していざという時の闘いに備えておきましょう。